都知事の小池さんとしては面白くないよね。
しかしそんなことよりも。
これからどうするんだ、ってことです。
札幌に変更するために予算がいくら必要なのか。
これまでに都の税金がいくら投入されて今後いくら必要なのか。
都民にとってはそこが一番気になるところです。
すでに遮熱性舗装で３００億円もの税金を投入しているんですよ。
今後かかる経費については、国は都が払うべきだというし、組織委員会の森さんはIOCが払うべきだというし、都は国が払えというし。
お金の押し付け合いが始まっています。
さらに森さんはIOCに逆らうことはできないと言ってる。
IOCってそんなに偉いのか。
庶民にはよくわからないなあと思っていたら、昨日の読売新聞の社説にこんなことが掲載されていました。
「選手を守るためにはやむを得まい」ってどういうこと？
読売新聞はIOCの回し者か？
IOCは東京の暑さを承知したうえで招致が決まったのでしょう。
こんなこと書く前に招致の在り方を問うべきでしょう。
一方、今日の朝刊には「札幌開催に多くの都民が反対」という見出しがありました。
その理由はいろいろだけど、お金に関しての意見も多いようでした。
ここは小池さんの決断がすべてでしょう。
小池さんは東京に金を出せというならオリンピックはやめます、といえば良いんです。
そして、予算の議決権を持つ都議会にも頑張ってもらいたい。
しかし、組織委員会の森さんも都知事の小池さんもホッとしているところもあるんじゃないかと穿った見方もあります。
東京でマラソンを強行して熱中症で死人が出る危機から逃れる言い訳になったのだから。
でもね、それはマラソンや競歩に限ったことではないよね。
トライアスロンや自転車、ボートだって今の開催地で良いのか。
そこまで考えれば幻の東京オリンピックにするしかないのでは。
いずれにしても、森さんは責任を取って辞任するべきです。
ところで、日本がIOCに強く言えない理由もあるんです。
ここでも書いたけど、誘致の時に東京の夏の気候は温暖だと言ってるんです。
本来、日本の夏は猛暑というべきで、それを知っていたらバッハさんも東京を対象から外していた？
いや、誘致については黒い噂がたくさんありました。
東京にしなければならないという力が働いたのかもね。
今頃になっていわくつきのオリパラはやめなさいという天の声が降りてきたのかもしれません。
そして、良い機会だから、今後オリンピックから公の機関は外しましょう。
民間に任せれば良いんです。
それなら責任の所在もはっきりします。
なんでもありの商業オリンピックになった時点で考えるべきだったんです。
