企画のうちの一つである「表現の不自由展・その後」。
作品などに抗議が殺到して開幕からわずか三日で中止となりました。
10月8日に再開したしたものの物々しい警備体制や入場制限が盛んに報道されていました。
しかし、わずか一週間後の14日に閉幕しました。
これで終わるわけがないとは思っていたけど、文化庁が「愛知県の申請手続きの不備」を理由に補助金不交付を決めて、さらに火が付きましたね。さらには実行委員会の会長の愛知県知事の大村氏と会長代行の名古屋市長の河村氏が喧嘩を始めました。
そもそもこのようなイベントの実行委員会の長に自治体の長がなるとややこしくなるんです。
「表現の不自由展・その後」というタイトルを見れば憲法の議論になることが見えてくるのに、そんなことがわからなかったのだろうか。
文化庁の愛知県に対する補助金不交付の決定に対して、「愛知県知事は24日、補助金適正化法に基づく不服申出書を同庁に提出した。」と時事通信社が発表しました。
もう泥沼に入ってしまいましたね。
ところで、ボクは憲法21条の「表現の自由」だけが取りざたされているけど、89条はどうなんだろうと思っていました。そうしたら、橋下徹さんがツイッターでボクの思いを的確に表現していました。
「公権力が口を出せない領域には公金を出してはいけない。憲法89条の趣旨を勉強すべき。芸術サイドが表現の自由だ!公権力は黙ってろ!と主張するなら、そこには公金を入れてはいけない。ただし芸術を保護・振興する制度は必要であり、それは寄付税制を基本とすべき。」とつぶやいていたんです。
まさにそういうことだと思うんだよね。
そういう議論が他から出てこないことがボクには不思議です。
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