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ブックカバーの帯には以下の記載があります。
「天才パイロットが戦闘機Fとともに辿る,数奇な運命とはー。日本の戦後,そして世界の現在を問う,超ド級の著者最高傑作。」さらに,「少年は,空を夢見,そして空へはばたく。空を支配する重力・Gに取りつかれ,戦闘機F35Bを操る航空宇宙自衛隊員・易永透。日本・タイ・バングラディシュを舞台に描かれる,魂の垂直離陸。直木賞と山本周五郎賞をW受賞した『テスカトリポカ』から2年,構想5年」と続き,「日本の戦後精神の支柱『三島由紀夫』に挑んだ,佐藤究・圧巻の第4長編。」とあります。
ここまで書かれれば読んでみたくなります。
前評判通り,読み始めたら物語に引き込まれてあっという間に読み切ってしまいました。
しかし,三島由紀夫とどうつながるのかボクには理解できませんでした。
詳細はネタバレになってしまうので書けませんが,なかなか面白い小説でしたよ。