日本総研は2023年の出生数(日本人)について以下のように発表しています。日本総研のHP
「前年に比べて4万人以上少ない72.6万人となる見通し。減少率は▲5.8%減となり、16年以降減勢が加速した中でも、19年と並ぶ最大の減少率となる公算。」とし,さらに「合計特殊出生率は、過去最低であった22年の1.26を下回ることが確実。1~9月の人口動態統計概数から試算した23年の合計特殊出生率は、1.20程度になる見通し。」と続いています。
少子化は日本だけではありません。
先進国だけでなく,中国でも同様です。
それは当然のことながら人口減に繋がります。
世界の人口はまだ増え続けているけど,先進国の人口は減る一方です。
日本では2008年をピークに減り続けています。
政府がお金をばらまいても全く効果が見られません。
どこに原因があるのか。
このブログでもいろいろ書いてきたけど,男女対等を無理やり押し通そうとしていることだと思うのです。
子供を産む能力は女性にしかない。
そんな単純なことが置き去りになっているのです。
その意味で,女性と男性は対等ではないんです。
ボクはそれを女性のハンディだとは思っていないけど,妊娠,出産の期間をハンディだと考える女性もいらっしゃいます。
それを理由に子供を産まない,という女性もいます。
現代の考えではそれも個人の自由ということになるのでしょう。
一方,子供がある程度の年齢になるまでは自分の手元で育てたいという女性もいます。
多様性というのだから,そうした考えも尊重した政策も必要です。
ところが現在は専業主婦が肩身の狭い思いをしています。
それも不平等ですよね。
だから男女平等という考え方を見直せば男女間の不平等という考えが無くなると思うのです。
学校でも社会でも家庭でもそういう教育が必要なんだと思う。
それでもね,やはり高学歴は少子化につながることは世界を見れば明らかです。
それが悪いということではありません。
しかし現実の問題として,アフリカなど後進国も100年後には高学歴社会になることは間違いないでしょう。
そうなると,将来生き残ることができる国はイスラムの一部の国(女性に教育を受けさせない)だけかもしれません。
それは男女というより人権の問題で許されることではないけど,現状の少子化が続けば間違いなく,1000年後には地球に人類が存在しなくなり,人類は滅亡します。
それは自然に逆らって人類が築いてきた結果なのかもしれません。
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