うどんやラーメンなどの食べ歩きと旅のブログ2

国内・海外問わず旅が好きです。以前のブログが、無料容量限界に達したのでその続きです。

真空管プリアンプ「6A2x2」AIYIMA(中華製)型番不詳

2025年01月30日 | 無線・ラジオ・家電・パソコン

 お手軽オーディオ機器として、中華製のプリアンプやメインアンプが手ごろな価格で売られている。日本の老舗オーディオメーカーが廃業したり撤退したりして選択肢が狭まった中、隙間を狙ったようなお安い中華製のオーディオ機器がネットで販売されている。

 多少のオーディオや電気関係の知識があれば、面白い音作りが可能になっている。ただし、取説などない(あっても超簡単で自動翻訳しているような代物)ものが多いので、ア〇ゾンなどでは「使えない」とか「動作しない」とかいう評価もある。そういうコメントは、多くは使い方が間違っているようなのだが、安さにつられて買ってみたけど、結局分からなくてダメだったというのが大多数と思う。(たとえばプリアンプを買って、スピーカーが鳴らないとか。キットを買ったけど、電源を自分で用意する必要があるのを理解していないとか)中華製は電子キットでさえも説明書が無く、基板に部品名を印刷しているので、部品と見比べて作れというものもある。当然、知識がないと完成させるのは難しいものもありますが、逆に電子部品の知識があれば格安で入手できる可能性があります。

 AiyimaというC国のオーディオメーカーは、真空管式のプリアンプとか、デジタルアンプ・DACなどを多数販売しており、何度か購入したが(個人的に)十分に満足できる性能を有してした。なにより、ちょっと遊んでみてもいいかなというお手頃価格なのが嬉しい。

 サブテレビは、TV⇒DAC光出力⇒小型メインアンプと繋がっているのだが、これに真空管プリアンプを追加してみたのであります。サブテレビなので、使用頻度は高くないのですが、お遊びでやってみました。お遊びなので、あまり金はかけたくない。バラックづくりのキットは、千円ちょっとくらいであるのですが、今回はちょっと奮発して簡易ケースが付いた完成品を選択しました。(バラキットプラス千円くらい)

 アマ〇ンで探ってみましたが、昨今の円安のため価格が上昇しています。ちゃんとした製品は、お遊びにしてはもったいない価格まで上昇してしまっているので、ちょっと手がでません。

 アリエクで探ってみました。何度かここの通販を利用してますが、アマ〇ンでC国発のものを買うより迅速で間違いなく到着します。(お勧めしているわけではありません)アマゾ〇で注文したものの、C国発での不着は何度かありましたが、アマ〇ン側で保証をしてくれたので不満はありません。(販売した会社とは連絡不通になり、〇マゾンからの連絡にも応答がなかったようだ)しかし、C国の通販を利用するのは心配だと思えば、国内または米国系の大手通販会社の方が安心感はあります。

 アリエクでの支払いは、クレジットカードを登録するのが怖いのでPaypal払いにしています。注文するとステータスが逐一更新されるので、いまどこにあるかという事が分かります。基本的に注文日に発送されるようで、非常に処理は速いです。注文後一週間ほどで、無事に到着しました。

 破損はありません。真空管も無事です。

 6A2という、馴染みのない球が使われています。これは、5654・6AK5等と同一のピンアサインなので、そのまま差し替えが可能です。5654に比べると背が高い球で、中華球だと6K4に近い風貌です。5654と差し替え可能なので、多くの5極管と互換性がありますが、最低限規格表でピンアサインを確認しないと、アンプや真空管を壊す恐れがあります。同じ7ピンだからといって、むやみに差し替えることはやめましょう。

 取説はありません。真空管は、足を曲げないように注意してソケットに挿します。無理して足を曲げないようにしましょう。裏面は、RCAの入出力端子とDC12Vの端子があります。入出力は基板にIN/OUTが書いてあるので、間違えないように接続します。ACアダプタは付属していないので、手持ちのアダプタかDC12Vの安定化電源装置から12Vを供給します。芯線がプラスです。

 DC12Vを接続して、VR兼電源SWを右に回すと電源ONになります。真空管ソケットの下には、赤色LEDが仕込んであるので、ほんのり赤く真空管を下から照らします。色の切り替えはできません。VRの横には、謎のスライドスイッチがあります。販売用のページには用途が記載されていませんので、切り替えてみましたが特に変化はありません。謎です。

 デジタル音源をアナログ信号に変換し、さらに真空管を通すことにより、球らしい温かみのある音作りが、ある程度できました。(音は好みがあります)しかしながら、トーンコントロールが付いていないので、もう少し予算があれば、完成品のトーンコントロール付き(オペアンプ付き)真空管プリアンプが入手できたかなとは思います。

 真空管の音が柔らかいとか心地よいとか言われていますが、これは真空管で増幅すると偶数次の高調波が多く、人が不快と感じる奇数次の高調波が少ないためとも言われています。

 いや、そんなことはない半導体アンプの方が絶対に特性はいいという意見もありますが、音作りは趣味なので自分がいいと思ったらそれでいいのではないかと思います。

 Aiyima 6A2x2 真空管プリアンプ 送料込みで1,902円(価格は販売店や日によって変動します)接続ケーブル・電源アダプタは付属しません。


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