TS-600のメンテナンス記事は何本も書いている。もう40年以上も前の、TRIO社(現Kenwood社)のリグなので、次から次へと不具合が起きる。メーカーが古い機種を修理したがらない理由が良く分かる。特定の個所を修理しても、すぐに別の個所に不具合が起きるので「メーカー修理をしたのにまた故障した」というクレームに繋がるのだろう。
不具合が出るたびに自分で対処しているが、幸いなことに大きな故障はないので延命している状態です。TS-600の上蓋はナイラッチというプラスチックの部品で留まっているだけなので、ポッチを引くと簡単に開けることができます。このナイラッチですが、RJX-601にも使われています。プラスチック製品であるゆえに、経年劣化で破損する場合があります。
RJX-601のナイラッチも一度崩壊しましたが、手持ちの部品があったので自分で交換しました。TS-600も楽勝だと思ったら、601とはサイズが異なっていました。いろいろと探した結果「TAKIGEN」の通信販売で手に入ることが分かったので注文しました。1個25円ですが、送料が500円かかります。ユーザー登録するとクレジットカードが利用できますが、ゲストだと代金引換となり代引き料金が別途かかります。なので、ユーザー登録しました。
注文後1週間程度でナイラッチが到着しました。単価が安いものなので、TS-600用とRJX-601用の予備も同時に購入です。
TS-600用:CP-522-2-3
RJX-601用:CP-522-2-5
TS-600用の方が小さいです。
元々のライナッチは光沢の黒ですが、購入したものはつや消しの黒でした。サイズはぴったりなので、色は気になりません。
これで修理完了です。(修理と呼ぶほどではないが)
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