【この記事は「20230113」バージョン用です。その後、数々の改良が加えられているので、操作方法が若干異なります】
こないだからいじり倒している中華トランシーバー「UV-K5(8)」ですが、weboo氏のF/Wを入れてみました。urlは以下のとおりです。ダウンロードは、エッジかクロームのみです。
https://weboo.dev/posts/uv-k5-firmware-rx-only/
HPから直接ダウンロードできるようになっており、F/W自体が送信禁止となっているので、F/Wを書き換えない限り全周波数で送信ができません。PTTボタンはスケルチの一発開放なので、使い勝手もいいです。
無線機へのダウンロード方法は「egzumer氏」バージョンと同じです。本体のPTTを押しながら電源スイッチを入れると、データ伝送モードに入ります。それから、データケーブルを接続してデータを無線機に転送します。
データケーブルですが、きちんと奥まで差し込まないとデータ転送エラーが出ます。パソコンのCOMは自動で設定されますが、うまくいかない場合はデバイスマネージャでCOM番号を確認します。(Win10だと、スタートマークを右クリック⇒デバイスマネージャ)
F/Wの書き換えに成功すると、電源ONで「RX-JP+ver」が表示されます。
メニュー設定は、「M」⇒メニュー選択⇒「M」で変更モードに入る⇒「上下キー」で選択⇒「M」で決定⇒「EXIT」で抜けるです。
日本語対応になっているので、分かりやすいです。詳細は、オリジナルのweboo氏のHPを参照下さい。
オリジナルや他のF/Wから書き換えた場合は、オールリセットが必要 「M42」⇒「ALL」で実行。すべて消えてしまうので、メモリなどを入れていた場合はバックアップが必要。(weboo氏のHPから有料でD/Lできるようですが、紙に書いておくとかでもいい)
weboo氏の、古いRXーJPからのアップデート時は不要とのこと。
【周波数範囲】18~1300MHz
【対応モード】FM/AM/USB
【スペアナ機能】「F5」でスペアナ機能起動、「EXIT」で復帰。キーボードのF3でも可
【第一ボタン(PTTの下)】VFOのA/Bワンタッチ切り替え
【第二ボタン(PTTのふつ下)メモリーチャンネルスキャン開始(EXITで停止)
【Mボタン長押し】「本機は受信専用の広帯域受信機です」と表示される。「EXIT」で抜ける。これは無線機ですか?と聞かれた時、表示するといいかも。
【100MHz未満をキーボードで入れる場合】あたまに「0」を付ける。例:「051000」
【1000MHz以上を表示させる】キーボードで999999を入力すると、最後の9を入れた瞬間に1000MHzが表示されます。その後は、1000MHz以上の周波数がを直接入力可能になります。999MHz以下に戻る場合は、頭に「0」を付けて周波数を入力する。(例:014500)
【「M」メニュー一覧】RX-JP ver20240113
1.ステップ((0.01/1/2.5/5/6.25/8.33/10/12.5/15/20/25/30/50/100125/200KHz)
2.DCS(DCSコードの設定)
3.TSQL(トーンスケルチの設定)
4.TSQL-R
5.帯域幅(ナロー6.25KHz、ワイド20KHz、ワイド+25KHz)通常はナロー
6.スクランブル
7.コンパンダ
8.受信モード(FM/AM/USB切り替え)
9.スキャン1Add
10.スキャン2Add
11.チャンネル保存(メモリチャンネルに登録)
12.チャンネル削除(メモリチャンネルを削除)
13.チャンネル編集(チャンネルの名前設定)
14.スキャンリスト
15.スキャンリスト1
16.スキャンリスト2
17.スキャン復帰
18.PTTモニター
19.F1短押し
20.F1長押し
21.F2短押し
22. F2長押し
23.M長押し
24.オートキーロック
25.パワーセーブ
26.チャンネル表示(周波数/チャンネルネーム/チャンネル番号/周波数+チャンネルネーム)
27.起動画面(ボルト/ウェルカムメッセージ/フル画面で無表示/なし/受信機の説明)
28.電池表示(パーセント/ボルト/なし)
29.バックライト点灯
30.バックライト輝度
31.バックライト減光
32.バックライト通信時
33.キー操作音(ON/OFF)
34.STE(スケルチ設定 ON/OFF)
35.RP STE(レピータースケルチ設定 デフォルトはOFF)
36. ワンキーコール 1キーでクイックチャンネルに飛べる。登録したチャンネルの呼び出しは「F+9」ボタン
37.DTMF表示(DTMFコードの表示 ON/OFF)
38.AM改善
39.電池状態(電池電圧とパーセントの表示)
40.Dual受信(メイン/サブデュアル受信/メインのみ/メイン送信・デュアル受信/クロスバンド)
41.スケルチ(0~9)特にノイズが多くなければ「1」を推奨
42.リセット(ALL/VFO)
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受信レポート
【違法CB27MHz/AM】さすがに付属のアンテナは短いので受信は厳しい。外部アンテナを付けると受信できる。
【エアバンドVHF/AM】空港が比較的近いので、管制及び航空機からの無線が良く聞こえる。
【国際VHF/FM】CH16(呼び出しCH)をメイン、良く使われるCHをサブ(逆でも可)に登録すると、そのままでワッチできて便利。受信は良好にできる。
【アマチュアバンドVHF/UHF/FM】良好に受信できる。
【アマチュアバンド1200MHz/FM】1200MHz機で送信したら受信はできたが、そもそも局が少ないので付属アンテナでは聞こえない。(山の上とかだと聞こえるかも)
【FM放送】拡張FM帯を含め、良く受信できる。
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