おかめ、いきまーす

自分の記録。

サムシング

2014年10月21日 | 日記
空気の匂いが、かわっていく。

木々の色と薫りも、季節とともにいつの間にか変化している。

今日はスーザンボイルの歌声を聞きながら、雨上がりの道を

車を走らせていた。

地球が回っているから、太陽が降り注いでいるから

動いて行って、成長して、朽ちていける。

若さがなくなってくると、風景から受ける印象も又別のものがあって

再生のために失う潔さや深みが、実は本当に美しいと思える。

皇后陛下の御歌について岡野弘彦先生が解説されている記事を読んだ。

みそひともじに突き動かされる、その御心の清らかさ。

皇后陛下の文学的素養が実は目に見えないものごとを

陰からすくっておられたのではないかとさえ感じられる。

世の中にはいたずらに歌を読んでも全く人の心に響かない人もいる。

この違いは何処からくるのだろう。