「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」のお部屋

HN「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」の趣味を語る部屋。守備範囲はテツ、ミリ、ヲタ、アニメ、同人誌、写真等濃い

『艦隊コレクション 艦これ』 第五話 観ました

2015-02-11 02:43:38 | アニメ
艦隊の再編成、つまりクラス替え的なイベントでのお話でした。

せっかく仲良くなっていい感じになってきた睦月ちゃんや夕立ちゃんと別の艦隊割になる吹雪ちゃんですが…彼女が配属された艦隊は相性的な問題が山積みに…。

というわけで第五話『五航戦の子とは一緒にしないで』です。
第五航空戦隊=五航戦は翔鶴、瑞鶴でユニットを組んだ航空母艦の戦隊なわけですけれども、艦むすも同様にユニットを組んでいたのが、そのユニットがバラされて瑞鶴ちゃんは一航戦の加賀さんと組むことになったので元一航戦の加賀さんが拗ねて『五航戦の娘なんかと一緒にしないで』と言い放ったのが原因だったみたいです。あと、他に重雷装艦の大井、北上さんのゆりゆりしいペアに金剛さんが吹雪ちゃんと一緒になったのでした。
此処で一航戦と五航戦との確執なのですけれども、これは史実の航空戦隊でもとりわけ航空機搭乗員たちの間で特に気にされた事象で、ベテラン揃いの第一航空戦隊所属の航空機搭乗員と、新設の部隊(出来たばっかり)で新米揃いの第五航空戦隊の航空機搭乗員たちとの間で発生していた確執が元になっていると思われます。まぁ、実際のところは新米とは言え、平時の猛練習を重ねてきた五航戦の搭乗員たちの腕は決して一航戦の搭乗員たちの腕に劣っていなかったのでほとんど言いがかりか、五航戦側のやっかみだったわけですけれども、艦むすの加賀さんと瑞鶴さんの間の一件はそこに娘っぽい苛立ちが混ざって大変なことになっていたわけですね。
そんな中、部屋割りでモメ、誰が旗艦になるかでモメ、演習に演習を繰り返し、吹雪以外の誰がやってもダメだった訳ですけれども、そこへ敵の来襲。急遽、迎撃すべく出撃したわけですけれども、まだ、旗艦が誰か決まっていない。土壇場で、これは旗艦としての経験が不足していても、これはもしかして吹雪ちゃんが指揮をとったら意外とうまく行くんじゃない?という発想にみんながなっていたっぽい?ので、吹雪ちゃんに旗艦を任せることにしてみた、ら…これがうまく行った。
そう、航空母艦は距離をとってアウトレンジ、戦艦はその中間距離から主砲砲戦距離で砲撃、吹雪ちゃんが突撃して敵を引っ掻き回し、重雷装艦の大井、北上ペアは吹雪ちゃんと逆サイドへ進行して敵艦隊を吹雪ちゃんと挟み撃ちにして雷撃撃破というパターンで勝利!

おかげでギクシャクしていたバランスの悪そうな艦隊もうまくいったみたいなのでした。

ちなみに加賀さんと瑞鶴さんとの確執は、加賀さんが赤城さんから教わったというタオルで作った兎さんを吹雪ちゃんが貰い、それを観た瑞鶴さんがその兎可愛いわね、後で作り方を教えてよねと言った事から加賀さんの氷のハートも緩んだっぽい?


で、今回のウンチク
今回、空母の出番が多かったので空母の名前から語ってみます。
航空母艦の場合、空にちなんだ熟語を使うという縛りが有り、竜、鳳、翔、鶴を含む二文字熟語が使われましたけれども、加賀さんも赤城さんもそうでは有りませんね。これは、赤城さんも加賀さんも元々は航空母艦としてではなくて、戦艦、巡洋戦艦として造られたのを訳あって航空母艦へと建造中に設計変更された為、名前も空母的な名前では無いのです。また、戦争末期、空母をたくさん作ることになった後、空母の名前として竜、鳳、翔、鶴を含む二文字熟語を考えるのが大変になったので、重巡洋艦(大型巡洋艦)と同様に山の名前も使うと定められ、雲龍型航空母艦の名前として天城、葛城と言う名前の艦が生まれました。ただし、天城も葛城も完成が遅れ参戦しないで戦争が終わっています。
あと、もともと、赤城の僚艦には同型の巡洋戦艦天城が選ばれて居たのですけれども、航空母艦への改造が決まった直後の関東大震災で被災し、艦をして造れなくなったので急遽、加賀型戦艦一番艦の加賀が赤城の僚艦に選ばれたと言う経緯が有ります。そのため、赤城に対して加賀は若干重量が重く、速度も若干遅いのです。あと、航空母艦の役割とか機能性とかがよく判っていなかった時代の艦なので、航空母艦にも関わらず対艦用の二〇センチ砲を装備していて、迂闊に駆逐艦クラスが近づくと返り討ちに遭ったかも?と言う仮想戦記ネタの宝庫になっています。ちなみに赤城さんが片舷3門、加賀さんは片舷5門装備でした。

また、翔鶴、瑞鶴は航空母艦とはこういうものだという運用実績と経験値が出来てから設計されたので、航空母艦としての完成度は高く、艦の大きさ、搭載機数、艦の速力等々、理想的な艦でした。ですので、航空母艦としての誇りは赤城さん、加賀さん以上に有ったと思うので加賀さんから五航戦の娘とは…なんて言われたらそれはカチンと来たでしょうね。ま、加賀さんにだって航空母艦とはこういうものだという運用実績の試行錯誤を積替せねてきたのは私だという思いが有るでしょうから、後輩の空母にそれを奪われるのは我慢ならなかったでしょうね。

次回、第六話が『第六駆逐隊』の話だとすると第十一話は『第十一戦隊』で大井、北上さん主役の話になるのだろうか?

この話の詳しいことは公式HPとこの記事にTBをくれた方々のブログ記事を参照にしてみてくださいませ。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
タオルの兎 (鉄兵団)
2015-02-11 23:01:34
艦隊編成で赤城さんとなることを夢見て、思わずデレ顔の吹雪ちゃん。現実は甘くなく、加賀さんと瑞鶴さんの対立に巻き込まれ、泣きついたのは金剛さん。どうやら、吹雪ちゃんのお姉さん的立場に見えました。で、金剛さんの提案で誰が旗艦に向いているか、演習する訳ですが、爆発と入渠の連続。(笑)
このあたりから、雰囲気が変わってきたみたいです。(入渠(入浴)しながら、ほのぼのな反省会)凹んだ、大井ちの顔が、意外と可愛いかったりと。さすがに、重雷装備だけあって、演習の爆発も派手。(笑) 敵の来襲で、吹雪ちゃんの身を挺した指揮で、みんなが一丸となってめでたしと。タオルの兎に瑞鶴さんが気づいて、吹雪ちゃんと作り方の会話のシーン。加賀さんも、その会話が聞こえたけど、その時は言いづらかったかも。
返信する

コメントを投稿