『モーレツ宇宙海賊』 第９話 観ました

さてさて…
いよいよ本格的に海賊としての大仕事が始まるようです。

まずは、セレニティー艦隊へのインターセプトと事情把握なのですが…
出現したセレニティー艦はコーバック級護衛艦一隻とそれを追跡しているコーバック級護衛艦四隻にタルボット級戦艦一隻の艦隊。出てくるや否や艦隊側から電子妨害が仕掛けられて攻撃照準も合わせて行なっている様子。
で弁天丸としての対応は、弁天丸が弁天丸であることをはっきりと明示することと、その中にグリューエル・セレニティ王女が乗船していることを知らせるということ。しかし、通常交信が出来ない電子妨害下での状況なので各艦に向かってレーザー通信波で直撃させるやり方で強引に通信を行う。で、グリューエル王女に戦闘中止を王女の身分で中止させる。確かのこの方法で済めばそれに越したことは無いですね。あとは、その事後処理をどうするか…
それに関してグリューエルの対処では外交的な問題が発生するということで、弁天丸クルーが良きに計らうということで解決。確かにグリューエル王女にしてみても、自分の采配で外交問題が発生してしまうのはマズイですしね、それが最善ですよね。ある意味丸く収めるには必要な処理なんじゃないかと…。

で、彼らが接触を図るのは攻撃を受けて居たコーバック級護衛艦。コチラには枢機院侍従長が乗艦しているということで彼が王女の依頼物を直接持ってきたということらしいです。しかし…実際に会って依頼物を受け取る段になって侍従長と近衛小隊長の二人がこのコーバック級護衛艦を乗っ取って来たために艦隊で追跡してきたというのが実情だった様子です。つまり、セレニティ王家の御家騒動に巻き込まれているというのは本当の様ですね。セレニティ艦隊側も侍従長の乗ったコーバック級を戦闘しつつ追跡していた理由に関してノーコメントで通したようで謎のままです。また、侍従長も王女に対して『セレニティ王家は平穏無事、なので現場に居ても役に立たない我々が王女の服をお持ちした次第』と、微妙に奥歯に何かが挟まったような言い回しで物を渡し去っていったのです。これは…表向き公表できない争いが有って実は平穏無事では無いので自分らが直接出向いたと言っているに等しいですね。彼は武器を持っていなくても相当の戦闘力を持っている様子ですので…。そのことは、シュニッツァーも一目で理解した様子で営業用の武装を放棄しガチ戦闘用の武装を立ち上げて対応してみせたことで分かりました。とはいえ、シェニツァーのガチ戦闘用武装ってのが何なのかは不明でしたけれどもね。まさか、サイボーグ化した体から直接攻撃するとか…ないよね？

そんなこんなの臨時出撃から戻った後のとある放課後。
ヨット部の部室に一番乗りをしたつもりの茉莉香はそこでチアキちゃんに会う。そこで海賊同士の情報交換を行うのですが、どうにもチアキちゃんはツンデレていますね。語気を荒らげて反応するあたり丸分りなのですけれども、激しく怒った花澤香菜さんの演技もちょっと珍しいですね。それはともかく、海賊クリハラのところにもセレニティの幽霊船探しの依頼は非公式に有ったとかで、しかも外宇宙で幽霊船を探しているものは撃破しろとかいう物騒な依頼だったらしい。裏ルートからの依頼だったので依頼人は不明だそうですが、これで何か非常に裏の有る件に関わっていることが明らかになりました。つまり、グリューエルと敵対する勢力が王家の中に存在するということですね。彼女は第７王位継承権を持つ皇女さまということですから、彼女よりも継承権が高い者が六人居て、それ以外にも継承権を持つものが居るということなのでしょう。結構厄介な案件のようです。

そんな話をしつつ、肝心の皇女さまにお目にかからなくていいの？と茉莉香がチアキにけしかけると、『私はそんなにミーハーじゃ無い！』とか言いつつ、当の本人が現れると妙に気合の入ったお嬢様挨拶を披露してみせるチアキちゃん。この娘、本当にツンデレだわ…。でも、挨拶はそんなに気合を入れてするものじゃ無いから…

で、グリューエルが高等部のヨット部に来た理由は『なんでもだいへんと言う非合法な儀式を執り行って貰える組織だと伺った』そうで、茉莉香が誰からそんなことを…と尋ねるとランプ館と言う紅茶とケーキの美味しいお店で教わったのだと言う。・・・歩鳥め・・・じゃなかった、遠藤まみさん…口が軽いというか悪いというか…おしゃべりがすぎるでしょう？
でも、チアキちゃんに言わせればこの学校の中でそういうことに一番適任なのは特殊技能持ちが各種取り揃っているヨット部が一番でしょ？なにせ、初めての電子戦で勝っているのだからだそうで…で、それを聞いた部長はグリューエルがダイヘンが必要な理由を正した所、詳しい理由は言えないけれども学校に出席出来ない事情があるのだけれども、対外的にはちゃんと学校に出席しているように思わせていたいと答える。で、察しの良い部長はそれが茉莉香の海賊仕事への同行だと理解し、その答えとして彼女をヨット部部員として入部してもらい、ヨット部の練習航海に同行させることにするという案を提案する。つまり練習航海中、その中に彼女がいるかどうかは外部的には知ることが出来ない状況を作り出し、その間にお仕事を済ませると言うことだ。これだと、茉莉香的にも都合が良いらしいです。でも、彼女にはそれの前にテストを頑張ることが要求されたようですけれどもね。で、その後ちゃんと海賊仕事に出れたということはテストは無事に乗り越えたようですけれども点数はどうなのかな？テストの点数に関しては戻ってきてからのおたのしみってことらしいけれども、無事に幽霊船を見つけ出して戻ってきてもテストの結果が…と言う恐ろしいオチがつかなければ良いのですが…

ということで次回、いよいよ本格的な砲撃戦の様子です…
本当に砲撃戦まで進めるのかな？
いよいよ、本格的に海賊仕事のターンに入ってきたようです。これは続きが本当に楽しみ！！

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