『ＤＣ．ⅡＳＳ』 第１３話（最終回） 観ました

季節は春
枯れていた桜も、あの魔法の桜以外は普通に花開いていました。
そして、風見学園も新学期。

小恋、杏、茜、ななかたちも付属から本校に進学し制服が変わり…

由夢ちゃんも付属の最上級生に。


そんなみんなが、今まで見慣れていた桜が再び咲き始めて、ふと感じたのは…
ちょっとした違和感。
物足りなさ。

そして何より、由夢ちゃんも、音姫ねぇさんも、義之くんのことを忘れていない。
いや、忘れてなんかやらない
魔法の桜の樹ごときの思い通りにはなってやらない。他のみんなが忘れても私だけは絶対覚えててやる。と言う決意の元、生活していたのでした。

そんなみんなの想いを桜に取り込まれたさくらさんが感じ取った。

そして…

さくらさんは自分の桜にその想いを、願いを伝えた。
そんなさくらさんを陰で支えていたのは…

ん？うん、そうだ。
影はかすんでいるけどちょ～さん純一が、しっかりとさくらさんを支えている。
やっぱりさくらさんには純一しかいなかったのですね。
そうやって、思いのたけをぶつけてようやく…
義之くんは戻ってくることが出来た。

そして戻ってからの義之くんの第一声は
『ようやく俺の声が届いたようだね』

何？
もしかして、認知されないだけでずっとそばにいたのか？

であるなら…
義之くんは音姫ねぇさんよりもっと辛かったろうに…
自分を元に戻そうと必死になって、それが叶わず泣いている音ねぇを観てるだけなのは辛かろうに…

でも…
だとしたら、音ねぇの願いはほんの僅かだけど叶っていたんですね。
桜を枯らしてしまっていたから、その叶い方が鈍かっただけで魔法の桜はちゃんと働いていたのでは？
春になって桜に活力がみなぎったから、義之に近しい人物の記憶にもおぼろげに戻ってきていて、そこに、さくらさんが最期の力を振り絞って義之くんをこの世界に定着させた格好ですね。ちなみに…みんなの記憶の隅に義之くんの記憶が残っていてそれがきっかけで義之くんが戻ってこられるのでは？と言う予想は『yukitaの想い出日誌』のyukitaさんが第１１話の観想記事で推察されているのですよ。
確かに誰か一人の魔法使い（特殊能力者）の頑張りで起きた奇跡より複数の一般人の共通した想い、願いが叶う形の方がお話としての感動が違うのです。これは本当に良い着地をしてくれました。確かに前回のままスパッと終わってしまった方が話的にはすっきりするのですが朝倉姉妹があんあまりに可哀想過ぎる。特に音姫ねぇさんが…

という訳で今回の名台詞
『桜は枯れたのではなくてあるべき姿に戻っただけだ。』by 杉並

そうそう、
なんか心配だった杏さんの記憶障害に関する願いなど桜が叶えていた安全な願いに関しては、正義の魔法使いの音姫さんが補完して叶えていたようで…だから、ポニテの先が二股に割れていたみたいです。（私の脳内設定では彼女が全力で魔力を使っているとポニーテールの先が二つに割れてしまう）
何処の猫又なんだかねぇ～な気もしますが私の脳内設定ではそうなってしまったのですよ。だから、杏さんの記憶障害も元に戻らずに済んだということなのでしょうね。

個人的総括
今更気がつくなよという感が漂うのですが…花咲茜さんのＣＶってまきいづみ…じゃなかったやなせなつみさんだったんですね。出番が少なすぎて気がつくのが遅れてしまった。けっこう気になっている声優さんなんですよ。しかも調べてみたら誕生日が一緒みたいだったし…。さすがに生年までは…一緒ではなかったですが、自分と同じ誕生日の人ってなんか興味が沸きますよね。何とかしてお近づきになれないかなぁ～？

『きつねのるーと』も欲しがるフィギュア

ではでは、この作品の詳しいことはこの記事にＴＢを貼ってくれた方のブログ記事と、公式ＨＰを参照してみてくださいね。

さらに追記
そういやさぁ～、さくらさんのマスコット、白いネコ状生命体のうたまるってどうしたんだろう？２になってからさくらさんのそばにいたのはハリマオという犬ですよね。は！？！もしや、件の魔法の桜の樹の制御体として先に桜の中に入っていたなんてことはないですよね。それともアノ、ネコ状生命体は犬型に進化しハリマオとなったのだろうか？どなたか教えてくださ～い！！！