八潮市の下水道破損による道路陥没事故から一週間、トラック運転手
の救助は難航している。市役所にはこれに対するお小言やお叱り電話が
続き、多くは県外からのものという。
持論の救助方法など長々と話す場合は途中でも「切らせていただく」と
いうが、「ほっといてんか」と言いたいのが本音だろう。
それよりも、自分の足元の下水管が大丈夫か自分たちの役所に電話する
のが得策と思うがいかがだろうか。
さて、大阪市舞洲(此花区)のゴミ焼却工場見学の続き、内部である。
映像コーナーで20分ほどのビデオを見た後で展示コーナーへ。
昨日紹介した外観模型に並んで設備の模型がある。左からゴミ投入ピット、
焼却炉、焼却灰処理、発電、排煙処理施設と続く。実際の設備も模型と同じ
色という。24時間自動運転で4組2交代の監視チームが勤務する。
一日のゴミ焼却処理能力は900トン。焼却で1/5の200トンの灰になり、
大阪万博が開催される隣の夢洲埋め立て地の更なる拡張に使われている。
焼却の排熱で蒸気タービンを回し22,000KWが発電され、工場で必要な
電力を賄っても余る分は売電される。
展示コーナーの一画、昭和初期ののゴミ回収車が置かれる。「小学生の
時に見た!」と感動する見学者は門真市の元消防士。関東では見なかった
と思う。
工場建物の周りには緑地が配される。約1時間半の見学の最後に散策。
大通りを渡った市営バスのバス停まで案内してくれた、大阪広域環境施設
組合舞洲工場の案内係の方に感謝して見学記を終わる。
此花大橋西詰のバス停から見た舞洲工場