会社勤めを終わり年金生活になって、先月末で丸十年が
過ぎた。ざっと決算してみると数百万円の持ち出しである。
外壁塗装を含むリフォーム、什器備品類の更新、旅行など、
大型出費がその主な中身であるが、生活費補填もある。
よって年金は毎日の生活でぎりぎり、あるいはちょっと
不足かも知れない。還暦を過ぎ、霞を食べて生きて行こう
と思ったが、なかなか生活を変えることは出来ない。
会社勤め時代から半額にした私の小遣いにも、最近奥方
の目が厳しい。必死の防衛をしなくてはならない。よって、
宝くじに本気で期待する今日この頃である。
江戸川の土手の散歩で、つくばエクスプレスの鉄橋越し
に、かれこれ2年近く見えていた高いクレーン。その工事
現場を訪ねてみた。これが4日前に紹介した写真である。
しかし、今日はそのクレーンが見えない。レッカー型の
クレーンは畳めるが、紅白の高いラッフィング・クレーン
は簡単には畳めないから、用済みで解体されたようだ。
つくばエクスプレスの鉄橋下で土手を下り、凡その方向へ
歩き出す。そろそろと思うころ、デザインフィルの看板が
ある大きな新しい建物が建つ。単純な倉庫ではなさそう。
帰ってから調べると、差し替え手帳のメーカーの工場で
ある。そうか、リフィルのフィルだ。東京恵比寿の本社と
大坂、福岡の営業所があり、社員は200名弱という。
その奥に目指す工事現場。道が途切れたので大回りして
近づき、正面ゲートに出る。
おー、ここは流山ではなくもう松戸市に入ったところだ。
松戸市の「一般廃棄物処理場」であった。
今日は日曜日、静かなものだ
フェンスに沿って歩いてみると、建物工事がほゞ終わり、
内装や電気、外構工事などの段階である。大きな(高い)
ラッフィング・クレーンはやはり跡形もない。
水道用の青いポリエチ管や給排水の塩ビ管が積まれるので、
ズームしてメーカーを見ると出身会社のものであった。
端まで行くと細長い公園がある
最初の角に戻り、少し離れて全景を撮る。労災保険関係
成立票をみると完成は来年(令和4年)3月のようだ。
次回は往き還りの風景を。