約半世紀前の「SHOGUN」は、主演の三船敏郎、島田陽子の奮闘
にも拘わらず、奇妙奇天烈な日本語が飛び交ういかにもアメリカ発の
日本時代劇という感じだった。
エミー賞(米テレビ界)で18冠に輝いた今回の「SHOGUN 将軍」は、
主演兼プロデューサーとして活躍した真田広之の執念の一作と言える。
トム・クルーズ主演の「ラストサムライ」に出演した時に着付け
や刀の取り扱いにいろいろ意見を言ったが、それでも違和感が残る
アメリカ発の日本映画であった。
日本での人気を捨てロサンゼルスに飛び込んで20年、数々の作品に
出て奇天烈な日本描写を正す活動を続けた。そして今回、俳優だけで
なく時代劇の専門家を日本から多く招聘し、アメリカ作品ながら完璧
な日本時代劇を目指した。
残念ながら今回の作品(ドラマ)は今のところディズニーの有料配信
サイトでしか観ることは出来ない。
最近の散歩から
新聞配達店の撤退(統合)が進む
一見普通だが・・・