台風一過、夜が明けて衝撃的な映像が飛び込んで来た。
故郷信州を流れる千曲川の氾濫である。長野市穂保地区で
堤防が決壊して、多くの住宅の一階部分が冠水している。
この辺りは昔の豊野村、いや長野市長沼だったろうか、
一面にリンゴ畑だった。善光寺からは東北東へ約9キロ。
左に飯縄、黒姫、前方には斑尾、対岸に奥志賀の山並み
を見ながら千曲川の土手道を歩いたのは、もう4年前。
土手下にお寺さんが多かったのを覚えている。土手道
の脇には東屋やアンツーカーの歩道もあって、少し先の
小布施橋へのゴール直前の疲労を和らげてくれたところ
である。
テレビでは、自衛隊のヘリやボートでの救出が始まった
様子が映し出されている。この千曲川流域や他の川の
被災も次第に増えて行くことだろう。
とにかく「記録的大雨だった」ことは間違いない。
2015年5月の長野市穂保付近
千曲川の河川敷、対岸に奥志賀の山々
今朝の江戸川も河川敷一杯に冠水、台風一過で筑波山がくっきり
日の出の時刻、流山橋の下も冠水し土手下の道は歩けない
台風速報のため、鴻巣宿の3回目は順延。