今回の台風で自宅の隣りの小学校の杉の木が倒れて電線に
もたれ掛かった。真夜中の物音で目覚めて見つけた、すぐ前
の家のご主人が悩んだ末、とりあえず消防に連絡したという。
現場を確認した消防から東京電力に連絡し、昼近くから
撤去作業が始まった。駆けつけたのは何と関電工、関西電力
の工事子会社である。
関西赴任の現役時代、工場建設などで関電工との付合いが
多かったが、当時、関東への営業に力を入れ始めていると
言っていたのを思い出す。
台風15号による千葉での停電被害でも活躍したのだろう、
実に迅速な作業で電線、電柱付近の枝を取り払うと、後は
植木?伐採?業者に任せてサッサと撤収。その間、わずか
2時間弱。私が見ていた実作業は30分ほど。
もちろん作業員はバッチリと絶縁装備。ゴンドラの底には
絶縁マットも敷かれていると監督さんから聞く。
伐採した小枝はゴンドラに付いたミニクレーンで下ろす。
下ろした枝はすぐ処理車へ、バリバリと呑み込んでいく。
コンパクトだが多機能な空中作業車を仕舞って撤収準備。
隣の電柱で通電検査をしていた空中作業車も仕舞い方完了。
七,八台も並んでいた作業車が一台一台減っていく。
昼食後に見るとすべて完了。四十年近い杉の木が2本消えた。
昨日に続いて江戸川の土手に上がってみた。河川敷一杯の
濁流が増えた感じ。江戸川は利根川から分流する。
その利根川の下流域(茨城県稲敷市など)に洪水警報が
出ていると言うから、分流点の堰(江戸川流頭堰)に於いて、
江戸川への配分を増やしているのかもしれない。
一瞬だけの日の出
流山橋から武蔵野線鉄橋をパノラマで。この辺りの江戸川
土手間隔は500mある。
中山道鴻巣宿の続きは、またも順延となる。