今月初旬、中学時代の自分へのいじめに関する報告書など
の資料を要求した高校生に対し、川口市教育委員会が学生証
だけでは受取れない特殊郵便で本人に送り、宙に浮いている
ことを書いた。
この送付自体も、何回にも渡る要求をのらりくらりと逃げ
続け、裁判によって送付を命じられた上のことだった。
同じ川口市の別の中学生が、いじめを苦に三度の自殺未遂
の末、飛び降り自殺して死亡した時に書いた遺書が、なんと
「教育委員会は大うそつきだ」だった。
この中学生が何度も何度も学校や教育委員会にいじめを
訴えたにも拘わらず「いじめはない」とし、自殺後にやっと
いじめを認め、第三者調査委員会を設置した。
しかし、調査委員会は一、二度開かれただけで停滞し、
しかも法律で義務付けられた遺族への調査員会設置の連絡
をしていないと言う。
この一年間、埼玉県教委が指導・助言を繰り返したと
いうが、川口市教委は「問題が良い方向に向かうように
取り組んで来た」と言うばかりである。
この「川口市教育委員会」の体質は一体何なのか。
いじめに対し「良い方向」とは、いじめはなかったと、
徹底して後ろ向きに対処することなのか。
県教委の指導も無視するこの組織の長である、教育長
の任期が来月に迫る中、続投の意思を示しているという。
文科省の意向を汲み、教師と教育を牛耳る教育委員会。
この川口市教育委員会は氷山の一角かも知れない。
今、各地で教育委員会の見直しどころか「不要論」が
出始めているのも無理もない。
26,297日。私が72年間生きて来た日数である。この間、
閏年が17回あったので、72×365+17=26,297である。
語呂合わせは「不老に苦なし」、それとも「風呂に苦難」
かも知れない。
72回目の誕生日の昨日、日の出を狙った早朝散歩だが
生憎と地平近くは厚い雲。
西の空高く、月齢は18.7日。
日の出時刻、今日は駄目そう。
日の出時刻から十数分後、一応今日の日の出。