隣の小学校の校庭越しに見る東の空は良く晴れて、綺麗な日の出が
期待できそうだが、膝がガタガタで散歩は休養日。3回目の秩父観音
巡り(5・6日目)は山中が多く「消耗」した。
秩父観音巡りの詳細は写真を整理して次回からとするが、今日は
エピソードを。
今回の初日(27日)、標高約360メートルの奥の院(岩井堂)から
の下り道で「遭難」しかけた。は、大袈裟だが、上りの三百段の石段
ルートとは別に、次の札所に降りる近道で迷い、難儀した。
武甲山の西側の山裾を辿る「琴平ハイキングコース」の一部。途中
の山腹にある高い観音像を通るルートで「一本道」のはずだった。が、
その観音像の直前で「道なき道」に踏み込んでしまったようだ。
しばらく周囲を確認した後、ミスコースと判断。「迷い道は戻るのが
鉄則」に従い数十メートル戻ったところで見覚えがあるところに出る。
そこへ、老々男女数人のグループに遭遇。
地元のハイキング仲間ということで「あら、一本道なのに。どこで
間違ったのかしら?」。こっちが聞きたい。藁にもすがる思いで観音像
までついて行くと、最後は鎖やロープで岩を上る。
高さ10メートルの観音像に着くと、真下に目的地である次の大渕寺
の観音堂の屋根が見える。しかし、それは100メートル近い真下。そこ
までの坂道は一体どんな道だ。
彼らと一緒に昼食とした後、彼らと別れ一人「真下」に降りていくが、
まさに、落ちると言った方がいい短い九十九折り連続。このハイキング
コースの入口、羊山公園から来たという彼らも大渕寺がゴールのはずだ。
それでは何処に?そうか、奥の院(岩井堂)まで戻り、三百段の階段を
降りるのかも知れない。私より少だけ若そうだがタフな連中だ。
ここまでは良かったのだが
琴平ハイキングコース全体、私のコースは黑矢印