犠牲者が出た後で安全対策を考える、あるいは見直すこと
を「墓石安全」という。やみくもに過度な安全対策を講ずる
のではなく、大きな犠牲(事故)が出てからやる方が効率が
良いという考え方である。
元首相の銃撃死というショッキングな事件を受けて、早速
参院選の党首などの街頭演説の警備が様変わりした。流行の
平面型(路面での演説)から従来の選挙カー上での演説へ、
360度の警戒など「襲撃前提」の警備態勢となった。
今朝の朝日新聞一面写真
大和西大寺駅は近鉄の京都線、奈良線、橿原線が交わる
大きな駅である。4年前に降りた時は自由通路の工事中で
あったが、もう完成したことだろう。
西大寺駅から東へ数百メートル行けば広大な平城京跡が
広がる。この平城京跡の中を西大寺を出た奈良線が通り、
復元なった朱雀門に向かう時はその踏切を渡る。
この平城京内の線路の位置を見直す計画があるらしい。
確かに近鉄が蹂躙したわけだから、元の平城京に戻すのが
いいだろう。
4年前に平城京を訪れた時のスナップから。
西大路駅前
平城京跡の中の近鉄踏切
復元された朱雀門
朱雀門を望む朱雀大路には出身会社の奈良工場があった