じんべえ時悠帖Ⅱ

男が生きづらい世の中

 社会学で「マン・ボックス(男の箱)」という言葉がある。

支配的、タフ、泣かない、女性蔑視、同性愛への嫌悪、など

社会が男らしいとする行動や考え方をいう。

 男らしさの箱に閉じこもると、女性差別をはじめ、弱音を

吐けない、大人しい男性が虐められるなど男自身を苦しめる

弊害が多い。よって「有害な男らしさ」とも呼ばれる。

 

 最近は男性の方が女性より生きづらくなってきたと思うか、

というアンケートに約5割が「そう思う」と答えたという。

ジェンダー平等が進むと男が享受してきた既得権益が奪われ、

生きづらくなると考えるからだろうか。

 女性の賃金が上がり、女性リーダーが増えれば男性は

「大黒柱」というプレッシャーから逃れることが出来る。

仕事より育児を優先しても後ろ指を指されなくなる。

 ジェンダー平等とは、片方が生きやすくなれば、もう

片方も生きやすくなる仕組みなのだ。

 そういう意味で「女性と比べてどうか」という生きづらさの

質問(電通総研)にも問題がある、との批判がある。

 男と女を二項対立させるような問いかけ自身が、性の多様性、

ジェンダー平等からずれた旧態依然の発想という批判である。

 以上、朝日新聞「多事奏論」から「超」編集で紹介した。

 

 さて、橋桁の上に載った橋桁が移動する2日目の様子。

土手に上がったところで遠望すると前日より十数メートル

進んでいる。

現場に到着

先端の案内梁?が次の橋台に届いている

 

 今日はこの現場のすぐ脇の病院で3回目のワクチン接種。

その様子を次回に。


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コメント一覧

jinbei1947
えめらるど様
橋が橋を渡る世紀のショーは見逃せませんので、あと2、3日は通うことに
なります。
相場とは実に即時的ですね、世界情勢に振り回されながら?ご健闘ください。
jinbei1947
ワイコマ様
ジェンダーは生物学的な性差「以外」の社会的、文化的な性差別を意味します。
子育て、家事を概ね奥方に頼って来たわが身が言う資格はありませんが・・・。
えめ
工事に活況があって、退屈なさいませんね。こちらはウクライナの情勢に掻き回されて、青息吐息です。というと如何にも政治学に関与した高邁な世界にいるみたいですが、単なる金儲けの話です。
ykoma1949
難しい課題ですが・・私は ジェンダー平等ということには
敢えて触れないようにしています。社会活動の中では自然と
世の中の流れに任す主義。ジェンダー平等とはいえ、男が
子供を産めるわけにはいきません、その人間としての性差
は生き物の差です。どっちが上でどっちが下という問題で
解決できないので・・生物としての永遠の課題としておきます
でも、決して女性蔑視をしているわけではありません。
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