昨日に続いて全天曇り空の日の出前、江戸川の土手道に
普段見慣れぬ矢印が。流山橋と武蔵野線鉄橋を潜るコース
への案内である。そうか、今日は柴又100キロマランの日。
開けられた車止めの穴は入念に養生され、終盤の夕闇に
備え発電機付の照明も立つ。
土手上の道の10キロ地点には自動チェックポイントが
設置され、ランナーの足に付けた識別マークを読み取る。
セッティング中の係員に聞くと、今回は管理工数削減の
ため、往復50キロコースを2回走るという。よってここは
都合4回通ることになる。
6時半スタートからここを通過するまではまだタップリ
と1時間以上。一旦土手を下り、コンビニで求めたサンド
イッチと缶コーヒーの朝食を取りながら待つことにする。
明け方よりも濃くなった霧も晴れ始めて薄日も差す頃、
やっと先導の自転車の後ろに先頭グループが現れる。
柴又公園からの10キロを50分弱ということは、100キロは
約8時間。とにかくすごいスタミナである。
4分ほど遅れた第3集団に女子選手のトップが二人。
思わず「頑張れー!」と声をかける。
今日の最高気温は27℃の予想、過酷な100キロである。