じんべえ時悠帖Ⅱ

蘇る高田松原

 「奇跡の一本松」で知られる陸前高田市。その奇跡の一本

以外、七万本の松原が全滅した「高田松原」が蘇りつつある。

 震災から十一年、市民の手によってコツコツと植樹活動が

続けられ、現在までに4万本が植えられたと今朝のNHKの

「小さな旅」が報じる。

震災前の高田松原

現在の様子

 この植樹活動の中心になっている小山芳弘氏は、奇跡の

一本松を必死に手入れしたが、残念ながら枯れてしまい、

今はレプリカが立っている。

 しかし、小山氏は枯れた直後の枝から子孫(苗)を育て

今3メートルほどに成長している。

 震災から4年目の秋、陸前高田を訪れた。奇跡の一本松の

周辺の海岸だけでなく、街全体に土の山が聳える寂寞とした

風景だった。

今朝の「小さな旅」に映る陸前高田は大違いの明るい街並み

である。


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コメント一覧

jinbei1947
えめらるど様
ひどい生活をしても大勢の子は成す、それが道真流の「学問」なのでしょう。
私の学問は道真の「28分の2」のレベルです(笑)。
jinbei1947
ワイコマ様
特別復興税はあと15年ちょっとある訳ですから「死ぬまで」払い続ける
ことになりますね(笑)。
震災から11年、「前を向くしかない」という被災者、形を作ったから
復興は進んでいる、いや終わったという政府との乖離は大きいです。
eme
夏越しの大祓と天神さまのお祭りをしました。菅原道真は、大宰府に左遷されて2年後に58歳で亡くなりました。ひどい生活をしたようですから、栄養失調ではないかと思われます。お子様はお名前がわかるだけでも28人いらっしゃいます。彼の学問よりも、こちらの方がインパクトがあります。
ykoma1949
東北の復興は 一見進んでいるように見えますが、その実は
まだ未登記物件や 新しい街づくりの地面や測量も相当が
道半ば、国の予算は使えばいい・・とゼネコンと一部業者だ
けのもの・・国も東電も何ら変わっていない・・我々は特別
復興税をもう10年近く払ってきたのに・・野党の政権の時
の災害、与党の復興計画・・うまくいくはずもなく、前途多難
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