じんべえ時悠帖Ⅱ

半夏生(ハンゲショウ)とタコの関係

 今日は元旦から数えて183日目。一年365日の「お中日」。

夏至から11日目の今日から七夕までの5日間が「半夏生」で、

雑節の一つ。季節を表す日本の言葉、実に多彩である。

 実は昨日、スーパーのチラシに「半夏生にはタコ」とあり、

明日は半夏生かと気が付いた次第。でも、半夏生にタコ?

何故だ!早速ネット検索!

 タコの八本足の如く苗が大地にしっかりと根を張ることを

願ってタコを食べる(食べた)。田植えも終わった労いの

行事。香川では収穫した麦でうどんを打って食べる。

 タコは大好物だが最近実に高い。しかし今日はコリコリ

した活タコで冷酒をクッといくか。

 先月(6月)のバーチャル日本一周。初旬の雨(梅雨)と

下旬の猛暑で、一日平均六千歩に届かない低調。ここ数年の

ワースト5に入る。

 月間距離換算は113キロに留まり、鳥羽をやっと過ぎた。

三重県はまだ180キロ余りを残す。

 

 さて、「心の報酬」考(その2)。

 「ワーク・エンゲイジメント」という概念の中に、働く場

(生産生活)にも「心の報酬」があるのではないか・・・、その

続きである。

 令和元年の厚労省の「労働経済の分析ー人手不足の下での

『働き方』をめぐる課題についてー」第3章の「ワーク・エン

ゲイジメント」の解説によると、

 ・活力 仕事をしていて活力がみなぎるなど

 ・熱意 自分の仕事に誇りを感じるなど

 ・没頭 仕事をしているとつい熱中してしまうなど

が高い状態をいうらしい。

 しかし世界的調査機関ギャラップによれば、日本のワーク・

エンゲイジメントは「12ヶ国中のビリ(2020年)」らしい。

OECD加盟32ヶ国中28位という「労働生産性」と併せてみれば、

日本の働く場に「心の報酬」などないことがわかる。

 新しい資本主義の論議の中の「人的資本」「人的資産」など

の言葉は、社員を「材」とみなし「道具」とみなす管理者が

変わらなければ絵に描いたモチでしかない。

 しかし、

・「たかが会社、人生の目的達成のための舞台に過ぎない」

・「仕事とは、そこで働く人が主人公となり、目標に向かい

 自分を磨き、生きがいを感じる舞台」

・「人を育てるというより、自分で育つ環境を会社がどう

 提供するかが重要」

などという企業経営者、研究者も出て来た。

 それがない限り仕事に「生きがい」や「やりがい」など

感じるはずはなく、当然「心の報酬」もないのである。

 昨日、今日の「心の報酬」考は、企業時代に受講した

「組織革新研究会」HP、藤田英夫代表の「ひとり言」

を引用・参考にした。

 

江戸川の日の出(7/1)

 

 

 

 


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コメント一覧

jinbei1947
ワイコマ様
会社は自分の発展のために利用するところ、くらいに考えていれば
却っていい仕事ができます。
と言っても自分が出来たわけではありません(笑)。
仕事のために部下を道具として使うことだけは避けたつもりですが・・・。
ykoma1949
いい朝日ですね~ 信州の山から登る太陽と違って周りを
赤く染めて、みんなの社会を引き連れて登ってくる感じが
すごくいいですね~ 信州では このような朝日も夕日も
見ることは出来ません。
心の報酬・・今までに仕事の上でお金や義理人情に関係ない
心と心、気持ちと気持ち、何らかの繋がり・・口に出す事
がはばかれるような対価のやり取り・・一生の間に何度か
そんなことがあると思います。
口や活字で表現の難しい報酬です
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