じんべえ時悠帖Ⅱ

夫婦同姓の歴史

 選択的夫婦別姓の自由を認めないのは合憲であると再び

最高裁大法廷で判決されたのは、半月ほど前だったか。

 判決では前回も今回も「国会での審議」を促しているが、

自民党は夫婦別姓に反対する守旧派を慮って、きっと動か

ないだろうと、その時にここに書いた。

 今朝の朝日新聞「私の視点」に「女性差別はどう作られ

てきたか」の著者である中村敏子氏(政治・思想学者)が

「歴史に見る夫婦の名字」と題して投稿している。

 

 夫婦同姓は明治31年の明治民法で初めて謳われたもので、

江戸から明治になって、平民にも苗(名)字が与えられた

時は、嫁入り後も「妻は生家の氏」をとなえるとされた。

 江戸時代の武家の嫁も実家の名字を名乗っていたという

から「夫婦別姓」が日本の伝統だったのである。

 明治政府が夫婦同姓の「範」とした西洋では、女性運動

によって全て解消されている。今も同姓を強制されている

のは日本だけなのである。(引用終わり)

 

 そうか、反対を続ける自民党の守旧派は、やはり単なる

時代遅れに過ぎない。

 彼らにとっての「古き良き伝統」とは明治時代のことで

あって、生かさず殺さず臣民から搾り取り、富国強兵、

資本蓄積で万歳万歳を支える、男尊女卑の家族制度のこと

なのである。

 

 梅雨の合間の江戸川散歩、久々常磐道の上流へ。

ゴルフ場の池も少し大きくなっている

部分的な高規格堤防の迂回路

ここも池が大きくなっている

クラブハウス近く

折り返し点、海から28キロと32キロ地点の往復


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コメント一覧

jinbei1947
ワイコマ様
天井川近くに棲みついて早や四十余年、慣れっこになった風景ですが、
土手がない状態を思うと怖いことですね。
大雨の度に床上浸水するわけですから。
ykoma1949
川の土手から・・民家の屋根が上から眺められる・・
いずれ水没する。川床は毎年上流から多くの堆積物を
積み重ねて、毎年上がっていく、土地の地盤は揚水で
沈下することはあっても、隆起は滅多無い。
都会は便利な面、常に水の被害に怯えて行きていかねば
やはり 地方分散型の都市計画が必要ですが・・
夫婦別姓問題もしかり・・高齢のバッチ組を一掃しないと
この国は変わらないのかも知れません。
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