1.都市部回避、2.理系増、3.安全志向、4.不透明。
この4つがコロナ禍による来春の大学入試への影響と
いう。具体的には、
1.地方の高校生が都会の大学を避ける、また、街中の
高校生も郊外の大学を選ぶ傾向がある。
2.経済、経営、商など国際系の学部が敬遠される傾向に
ある一方で、電子、情報などのIT系が伸びる、また建築
など女子の理系志向もあって理系が増える。
3.勉強の遅れ、入試の不安から難関大学を避ける傾向が
ある。また、模試が受けられず自分の学力を客観的に評価
出来ていないことも安全志向に繋がる。
4.現時点では指導する高校教員にも受験生側にも各種の
情報が乏しいこと、今後行われる模試の結果では志望動向
が変わることも予想されることから、先行き「不透明」。
「オンラインでも知識を伝える授業はかなりできること
がわかってきた。ではキャンパスでやるべきことは何か、
など9月入学制度も含めて「教育改革」のチャンスである。
(前東大総長、濱田純一氏)
さてさて何はともあれ、来春の受験生は大変である。
この9月、雨が降らなかった日は何と1日だけという。
日の出もしばらく拝んでいない。だが4日ぶりの彼岸花
はだいぶ増えていた。