メディアではプーチンのウクライナに対する歴史的な思い
入れなどの解説が飛び交う。しかし、今回のプーチンの大義
なきウクライナ軍事侵攻の本質は人間が持つ根源的な欲望。
かの資本論のカール・マルクスは「人間は全方位(領域)に
発展したいという欲望を持つ」と言った。あれもやりたい、
これも欲しいが、現実的には限界がある。
二十年以上に渡って独裁的に君臨するプーチンにとって、
まさに限界はない。栄華を極め美酒・美女に酔い、全方位
渡ってやりたいことはやり尽くしたであろう。
ただ一つ、まだやっていないのが目の上のタンコブである
アメリカを叩くこと。しかし、現実的には第三次世界大戦に
突入することになり躊躇せざるを得ない。
その代償になったのが、民主的で欧米寄り、NATOにも加盟
しそうなウクライナであった。中国、北朝鮮などの独裁国家を
除き、世界を敵に回し、墓穴を掘る行為であることは充分認識
している。
だが、全方位へ発展したいという欲望の中で、唯一実現して
いない本格的な戦争への欲望は抑えられなかったのである。
人間が持つ欲望の一つが「食欲」、美味いものへの憧れ。
上州水上温泉の老舗食事処の名物餃子特売の広告に釣られ、
江戸川を渡り流山市に突入。
春のような暖かさ、往復ちょうど一万歩という絶妙の距離
もよい散歩である。
通称流山街道、埼玉県道29号、千葉も同じ29号だが流山橋
から数百メートルの流山八丁目交差点が終点。
いつのまにか出来た立派な道路が交差する
おー、ここだ!
ん?無人直売所?いや一応店内には補充係がいる
上州水上温泉の雪松餃子、評判通り美味かった。