三つの県が一点で境をなすところ「三県境」が全国で五十
余りあるというが、多くは高い山の頂や川の中などにあり、
普通では行くことは難しい。
その一つが山梨(甲州)、埼玉(武州)、長野(信州)の
境である「甲武信(コブシ)岳」の山頂。標高は2500m近いが、
多分中級の登山者なら行くことが出来る。
川の中はマイリバー江戸川に2つある。三郷市の東南端は
千葉県松戸市と東京都葛飾区との三都県境で、もう一つは、
江戸川が利根川から分流してすぐの、千葉県野田市、茨城県
五霞(ゴカ)町、埼玉県幸手(サッテ)市との三県境である。
数少ない、いや、多分唯一普通に歩いて行くことが出来る
「平地の三県境」が渡良瀬遊水地の南側にある。地元住民や
自治体によって整備され、訪れる人が増えて来たという記事を
見たのはだいぶ前のことだったが、最近では珍しく丸一日
雨マークのなかった昨日行って(歩いて)来た。
最寄り駅は東武日光線の柳生(ヤギュウ)駅。数百メートルで
三県境に着く。街道ウォークではマピオンの地図を使うが、
三県境が実際と一番合っているヤフーの地図にプロットした。
大きな赤丸が三県境ポイント。黄色が歩いたコース。小さな
赤丸が渡良瀬遊水地の土手道(遊歩道)にある県境表示点。
一般道からの入口
以前は舗道やベンチなどはなかったという・・
「三歩で三県」は無理だった
あれが「手打ちそば、新鮮野菜」の道の駅らしい
最後はけっこうキツイ五十段
上り切ったところ、多くの人は車で来てここから歩くようだ
おや、道の駅は「きたかわべ」から変わったようだ
屋上から、渡良瀬遊水地の奥は筑波山、右端は古河の街
左手は赤城連山
後ろ側、三県境は確か田んぼの端だったから・・・
道の駅の前で県道を渡り遊歩道を歩く、最初の県境
そして
最後は再び埼玉県へ
次回は、このあと渡良瀬川を渡り茨城県古河市へ。
一日4県のウォーキング。