今日3月20日は「地下鉄サリン事件」から28年目。2ヶ月前
には阪神淡路大震災が起きていた。1995年は、都市型大地震と
無差別テロ事件(英文名:Tokyo Sarin Atack)の年となった。
この3年後から地下鉄千代田線を使い霞ヶ関駅で降りる通勤
となった。わずか1分ほどだが地下構内は足早に歩いた。3年
経っていても「怖い空間」という思いだった。
後に、職員にも犠牲者を出した東京メトロ(当時営団地下鉄)
の安全研修施設を見学する機会があった。当日の運転指令室と
各運行電車との切迫した交信録音が生々しかった。
サリンの袋を素手で運び、密閉した後で意識を失い還らぬ人
となった高橋一正霞ヶ関駅助役。その夫人、シズヱ氏が遺族会
代表を長く務める。
二十七夜の眉月は曇りで、今朝の二十八夜は寝坊して明るく
なり過ぎていて見逃した。月の出は日の出の40分前だから寝坊
しなくても見えたかどうかは微妙。
二十三夜と二十四夜の月、そして春の花。