去年の今日、コロナ禍で1年遅れとなった東京五輪が開幕
した。それから一年、いろいろな「総括」が行われて来た。
今日の朝刊から。
「国との足内を乱さないこと、それがオール・ジャパン」、
スポーツ界は最後まで国や組織委員会に異を唱えなかった。
五輪後、スポーツ競技のスポンサーが激減している。
「東京五輪は国の事業だった。そして、多くの人が傷つけ
合った」。昨年の五輪終了まで7年間組織委員会で開閉会式
を担当した民間出身者の「総括」である。
「失敗や挫折から何を学び、未来につなげるを考えること
が大切。五輪の功罪を掘り起こし紡いでいきたい」。8年間
五輪を担当した記者の「総括」である。
今日は土用の丑の日、蒲焼やうな重の広告だらけ。
蘭学者、平賀源内が夏バテを防ぐには栄養価の高いうなぎが
よいと、うなぎ屋の回し者になったのが起源という。大伴家持
が「万葉集」の中で同じことを詠んでいると本草学の貝原益軒
も書いている・・・など諸説噴飯。
目の前の大川(隅田川)でウナギが獲れ、各地からは白米が
集まり、近くの流山から甘い白みりんが届く。「江戸前うなぎ」
はこうして必然的に始まったのである。
今朝も地平の雲が厚く、日の出を諦めていたらヒョッコリ
と頭を出した。