じんべえ時悠帖Ⅱ

私、失敗しちゃった!

  「一切の偽りなく、忖度なく、見返りなし。

  全てのしがらみとは無縁の第三者による真実の究明。

  それが事故調査委員会、ジコチョーの使命である。」


 昨夜で10回のシリーズを終わった「Miss!?ジコチョー」。

「失敗学」を御旗にしたNHKのテレビドラマである。

 失敗学の祖、畑村洋太郎氏(東大名誉教授)が監修した

が、主演の松雪泰子が、本来のアンニュイな雰囲気とは

正反対に、失敗学を掲げて唯我独尊の調査委員役を演じ、

ややコミカルなドラマとなった。

 しかし、各回のテーマは実際に起こった事故、事件で、

「失敗(事故)の責任を問うのではなく再発防止に向け

原因を究明する」という失敗学の理念は貫かれている。

 ドラマの中盤で、松雪泰子の主人公が冒頭の理想的な

事故調精神を貫こうとするあまり「私、失敗しちゃった」

と呟くのである。

 もちろん、あの医療ドラマで米倉涼子が言うセリフ、

「私、失敗しないから」のパロディである。


 さて17日の霧の風景、今日は早稲田公園の幻想的な

写真をと思ったが、3日続けて霧の写真と言うのは自分

でも如何なものかと思う。ちょっと日を開けよう。

 霧が出た日は晴れるの通り、快晴の昼間の散歩から。

三郷駅前から北へ伸びる中央通りの突き当り、駅から

は1.7キロある。そのうち1.2キロが早稲田団地。

 更にその北側、三郷の穀倉地帯。

 冬枯れの中の彩。


 

 

 



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コメント一覧

jinbei1947
失敗は成功の母、失敗を恐れずに、失敗から学ぶなどと
昔から言われますが、それでも失敗はしたくないのが現実。
ましてや「失敗しちゃった」と公言することは難しいです。
「想定できることは起こりうる」が畑村さんの口癖。
どこまで想定するかが問われます。
ykoma1949
日本の、経済界も政界もそして行政から司法までも
なんか温暖化しているんじゃないかと変ですね
軽微な失敗は、冒頭に・・ゴメンナサイ・・と
言えばいいんですよね、人間だから・・失敗学
の学問が無くなっちゃ困ります。失敗こそ人間性
でもいつも未然に防いで・・それでも失敗は起きる
その失敗を最小限にするためには、喧嘩仲間の
意見を聞くのが一番かと思っています。
ゴメンナサイ・・の言えない人は哀れですね
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