「一切の偽りなく、忖度なく、見返りなし。
全てのしがらみとは無縁の第三者による真実の究明。
それが事故調査委員会、ジコチョーの使命である。」
昨夜で10回のシリーズを終わった「Miss!?ジコチョー」。
「失敗学」を御旗にしたNHKのテレビドラマである。
失敗学の祖、畑村洋太郎氏(東大名誉教授)が監修した
が、主演の松雪泰子が、本来のアンニュイな雰囲気とは
正反対に、失敗学を掲げて唯我独尊の調査委員役を演じ、
ややコミカルなドラマとなった。
しかし、各回のテーマは実際に起こった事故、事件で、
「失敗(事故)の責任を問うのではなく再発防止に向け
原因を究明する」という失敗学の理念は貫かれている。
ドラマの中盤で、松雪泰子の主人公が冒頭の理想的な
事故調精神を貫こうとするあまり「私、失敗しちゃった」
と呟くのである。
もちろん、あの医療ドラマで米倉涼子が言うセリフ、
「私、失敗しないから」のパロディである。
さて17日の霧の風景、今日は早稲田公園の幻想的な
写真をと思ったが、3日続けて霧の写真と言うのは自分
でも如何なものかと思う。ちょっと日を開けよう。
霧が出た日は晴れるの通り、快晴の昼間の散歩から。
三郷駅前から北へ伸びる中央通りの突き当り、駅から
は1.7キロある。そのうち1.2キロが早稲田団地。
更にその北側、三郷の穀倉地帯。
冬枯れの中の彩。