5時46分、神戸の公園からの追悼式のテレビ中継を見ながら30秒の
黙禱をする。今日は阪神・淡路震災から28年目の日。今年の9月1日は
大正2年(1923)の関東大震災からちょうど百年目でもある。
この日は毎年同じことを書く。阪神・淡路震災の発生を知ったのは
埼玉の事務所に出勤してから。7時少し前に家を出るまでは何の報道も
なかった。
始業前、名古屋から始発の「こだま」で出張して来た若手社員が、
「関西で大きな地震があったとアナウンスされていましたよ」という。
すぐ大阪本社に電話すると、大阪南部から通勤する社員が「俺ひとり
だけ。他は誰も出勤していない」という。
その後一般回線も専用線も関西への電話は一切通じなくなった。
会議室のテレビをつけて最初に映されたのが阪神高速の高架道路が
45度に傾いた姿。「これ、俺の家のすぐ近くや」、若い社員が青く
なって叫ぶ。この地震の激しさを知った画像だった。
懐古シリーズ「荒川」、鴻巣ー大宮間は桶川西高の学内水族館の
紹介の折に済んでいるので、今日は大宮付近から赤羽まで。
荒川沿いにはゴルフ場が続く。荒川の「流域面積」は日本一。
さいたま新都心を遠望
武蔵野線鉄橋
人工貯水湖「彩湖」、完成直後の台風で早速活躍した
川口の高層マンション群
戸田競艇場脇
京浜東北線、宇都宮線、高崎線の鉄橋が並ぶ
戸田(埼玉)から赤羽(東京)側に渡る
この日のスナップは時間入り。実際は河口から源流へ遡った行程を
逆に紹介しているので時間も逆である。