都道府県対抗女子駅伝、最後まで激しいトップ争いが続いて見応え
があった。アンカーで大阪が抜け出し京都も続いて1位、2位。一時
トップに立った東京は後半失速して5位。府は都より強しとなった。
故郷長野県は、高校女子駅伝を制した長野東高の村岡が1区の途中
までトップ3人に入って健闘したが、金閣寺へ向かう西大路の急坂に
バテて15位に沈んだ。
しかし後続の長野東勢や中学生がジワジワ挽回し、ゴール直前には
アンカーの社会人、和田有菜(長野東出身)が10位の宮城にあと2m
まで迫ったが惜しくも届かず11位、3年ぶりの入賞を逃した。
3位福岡、4位神奈を含め、5位の東京まで日本を代表する大都市
を持つ都府県が上位を占めたのは人口偏在の象徴と言える。
昨日の女子駅伝では27位だった埼玉県の「母なる川、荒川」を下る
懐古シリーズは中流から下流へ。熊谷から鴻巣までの14キロ、35℃を
超える真夏のウォークなので短めの日である。
このあたりは日本屈指の土手間隔(最大約2.5キロ)で、広い河川敷
の真ん中の川面に近づくのは至難の業である。
絶滅危惧淡水魚、ムサシトミヨの飼育場である熊谷水産試験所は
元荒川の源流点でもある。
この久下(クゲ)では昭和22年のキャサリーン台風で荒川が決壊、
同時に利根川も決壊したため、東京湾までの広い範囲で冠水被害が
起きた。我が三郷もドップリと浸かったようだ。
河川敷の真ん中の茂みのあたり、江戸時代には集落があったところ
土手下の酪農場
橋の上からやっと荒川を眺める
日本で一番長い土手間隔はこのあたり
無理して川面を目指すとこんな目にあう
やっと出た川面
何とか土手道に出て鴻巣駅へ