10月の人財研は、ちょっと変わったテーマ、「離職リスク低減のためのテキストマイニング」。新入会員の小松会員の発表だ。
新入社員や外国人は離職リスクが高い。その兆候をつかむ方法として、テキストマイニングを使おうという。発表に際していろいろな分析をしているが、一番特徴的なのは、ある企業さんの採用試験の課題作文のマイニングだ。
作文の使用語をマイニングして、退職者・在職者に分けると、内向きと外向きの使用語にはっきりとした傾向が出てきたそうだ。つまり、離職リスクの高い人をあらかじめ推定できる可能性があるというものだ。なかなか面白い研究であった。
頻出語の「共起ネットワーク」図を初めて見たが、これはテキストデータから比較的簡単にネットワークが書けるそうだ。今回は、ややレベルの高い内容だったかな。
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