6月の月例会は、上井会員(筆者)による「新人研修10年」という内容。新人研修の統計データ、企業の新人研修はどのくらいの期間か、何を研修するか、そして入社3年以内の離職率など。
離職率は業種によって大きく異なる。平均で3割、業種によって1割から5割だ。飲食サービス業の離職率が特に多い。離職は新人研修の成果が全く無駄になってしまう。
私の実施している新人研修は、知識研修とコミュニケーション研修。知識研修のうち、社会人の基本はビジネス能力検定のテキストと問題集を使っている。最近は研修の途中で、実際に試験を行っている。また、エネルギー業界の基礎やガス業界の基礎などの研修も行っている。
コミュニケーション研修は、自己紹介・EVトーク、電話応対、コーチング、アサーション、電気コード結び、マシュマロチャレンジ、レゴ組み立て、自己分析と続く。
電気コード結びは、電気コードの結び方を学ぶ、作業の手順は、中々伝わらないことを実感してもらう研修。マシュマロチャレンジは、ストローでタワーを組み立てていく、チームビルディングの大切さを知る研修。レゴ組み立ては、口頭で指示を伝え、それをもとに作業をする意志の伝達の演習。
また、業界のSWOT分析では、今年初めて、チャットGPTを使ったことをお話しした。
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