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京田辺市「個別指導塾 時習館」代表の日記

バランスと集中

定期テストは、培良中は先週で終わりましたが、田辺中は明日からです。
今日もそうでしたが、ここ数年は2日間で各5時間、主に英数のプリントや
教材を使って対策を行っていますが、英数の2科目だけでもやりきれません。
ですから「今日身につけたことを忘れないようこれをやっておくように」と
プリントや教材を指示することもあります。
以前は今よりも5科目のバランスを考えて、5科目を浅く広く取り組むように
していましたが、5科目に触れたことにより生徒にやり終えた感がでてしまい、
その後の家庭の学習に悪影響がでていることがありました。
そのため、英数に集中するように変えたのですが、生徒が家に帰って自分で
勉強するべき内容が把握しやすくなったのではないかと思います。英数は
しっかり学習するので、塾でできたところと不安なところが把握できますし、
国理社は全くやっていないのでやるしかありません。2日間×5時間の塾での
学習が家に帰ったあと「やらなきゃ」という気持ちにつながればと思います。

そして、今日もテストを終えた高3が自習に来ていましたが、大学受験でも
バランスが大切です。バランスをとりすぎると、どの科目も中途半端になり、
どの科目も伸びない結果になる可能性があります。しかも、ここが悪かったと
いうところが目立たないので「あれっおかしいな」と思いつつ時間が過ぎて
いくこともあるでしょう。だから、最低限のバランスをとりながら、今月の
重点科目は「日本史」と決めておきます。そうすると、日本史の成績は上がら
なければ大いに反省することになります。
さらに言うなら、科目内でもバランスと集中を考えることも効果的です。
例えば「日本史」をなんとかしたいなら、全範囲を学習するのが理想ですが、
時代を絞ったり、経済史や農業史など分野別に絞って学習すれば、短期間で
演習などで成長が実感しやすくなります。それがうまくいけば、次また次へと
意識も高まります。
ありがちなのは、最初から順に学習し原始や古代はなんとか頑張ったものの
中世あたりで挫折するパターンでしょうか。得意でもないのに、かなりの
ボリュームがある内容をやりきろうと考えず、範囲を集中していきましょう。

そんなことで、学習にはバランスと集中がつきものです。工夫しながら、
学習計画をたてて、同じ時間でも効果の大きい学習に!
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