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京田辺市「個別指導塾 時習館」代表の日記

「メモ」「学年末テスト」「苦手」の話

塾の入口に『まいにち修造!』を置きました。
そのせいか、過去問演習前に中3に話しているときに熱くなってしまいました。
熱くなったのは「メモをとる」ということについて。大事なことは「書きなさい」
と言われなくても書くべきです。自分はそんなに忘れっぽくないと思っているかも
しれませんが、「大事やで」と言われたこと自体を忘れていたとしたら、そりゃ
忘れていることは少ないと感じるでしょうね。忘れたことすら忘れているような
ことがたくさんあるものと考えて、メモをとるようにしなければなりません。

さて、今日は中3には他にもいろいろ話をしました。
中3の学年末テストが近づいていますが、「いつもの半分の時間で、いつもよりも
いい成績を目指す」という意識を持とうという話。いつもより範囲が狭いという
こともありますし、なによりテスト勉強に集中すると受験勉強にブランクができる
ということを忘れてはいけません。テスト範囲は入試の範囲でもあるわけですが、
少なくとも範囲としては15分の1以下です。(中学3年間で15回のテストがあるので)
入試が迫ったこの時期に、たった15分の1以下の内容に1週間ほど集中してしまう
のはどう考えても危険です。バランスを考えた学習計画が必要ですね。

他には「苦手」の話。苦手は、①いやな相手、②不得手と2つの意味があります。
これらは、①気持ちの問題、②技術や能力の問題と言い換えることもできますが、
ここはしっかりと区別する必要があります。図形の体積が苦手だとして、公式が
暗記できていないなら気持ちの問題で、能力以前の問題です。しかし、逆に言うと
やればできることなのにやっていないだけです。逃げてきたことは反省すべきでは
ありますが、やれば点数になる部分なので四の五の言わずにまずはやりましょう。
公式や語句の暗記、基本パターンの問題までなら大丈夫です。能力の問題と捉える
ほうが楽ですが、自分としっかり向き合って苦手をつぶすことです。

私立高校入試まで1ヶ月となりましたが、それぞれ受験校は決まっていますから、
あとはやるだけです。もう逃げも隠れもできません。自分で自分をごまかしても
意味はありません。それならば、とことん自分に向き合い壁を破ってみましょう。
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