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安保理決議違反の北朝鮮産石炭輸入に韓国政府が関与

2018-07-17 13:24:21 | 朝鮮半島有事・非核・南北朝鮮

韓国が安保理決議に反し北朝鮮の石炭を仁川と浦項経由で輸出

2018.07.17 08:03   朝鮮日報(朝鮮語)

国連(UN)安全保障理事会の制裁対象北漢山(産)石炭が昨年二度韓国で積み替えされたことが明らかになった

米国メディア、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が16日(現地時間)報道した。

国連安保理の対北制裁委員会傘下の専門家パネルが先月27日に提出し、最近公開した「年次報告書の修正」によると、

ロシア極東サハリン南部ホルムスク港で掲載された北朝鮮の石炭が昨年10月2日と11日にそれぞれ仁川と浦項で

積みかえられたことが明らかになった。 

2018年3月14日に撮影された北朝鮮の南浦港一帯の衛星写真。埠頭に接岸した長さ170mの船舶の荷室のカバーが開かれた場所に黒い石炭が満載されている/(VOA)


北朝鮮船舶の「綾羅2号」、「乙支棒6号」、「銀豐2号」とトーゴの船舶「上元号」は昨年7〜9月の6回石炭を

積んで北朝鮮元山と清津港からロシアのホルムスク港に向かった。以後ホルムスク港に下された石炭は、

パナマ出荷である「スカイエンジェル号」とシエラレオネ出荷 「リッチグローリー号」などに積み移して、

第3国に出発した。

国連安全保障理事会は、昨年8月に採択された決議2371号を使用して石炭を含む北朝鮮産鉱物を全面輸出禁止措置を

取った。これにより、北朝鮮の石炭がロシアに流入したことはもちろん、後に韓国に入ってきて積み替えしたことも

安保理決議に違反したものである。

 

 

安保理決議違反の北朝鮮産石炭輸入に韓国政府が関与

2018.07.18 10:01   朝鮮日報

 国連安全保障理事会による北朝鮮制裁決議により取引が全面的に禁止されている北朝鮮産石炭9156トンが昨年10月、

ロシア産と偽って韓国に輸入されていた事実が17日までに分かった。


 ところが韓国政府は当時問題の石炭について「北朝鮮産の可能性が高い」との情報を入手していたが、

輸入を止めることはしなかった。問題の石炭を輸入した韓国企業に対しても関税庁が「不正輸入」の疑いで

10カ月にわたり調査を行っているが、それ以上に踏み込んだ対応はしていない。


 国連安保理対北朝鮮制裁委員会の専門家パネルは問題となっている北朝鮮産石炭の韓国流入について

「(事実関係が)明らかになれば、これは安保理決議違反に相当する」と明言した。


 さらにロシアから北朝鮮産石炭を運搬し、安保理決議違反に関与した第三国の船舶2隻についても、

韓国政府は事件当時1回検査を行っただけで、その後は追加の対応を取らなかった。

昨年12月の新たな安保理決議によってこれらの船舶に対しては拿捕(だほ)あるいは抑留の権利が韓国に

与えられたにもかかわらず、それでも韓国政府は何もしなかった。これらの船舶は昨年末から今月初めまで

24回にわたり韓国の複数の港を自由に行き来したことが本紙の取材により明らかになっている。


韓国が安保理制裁決議違反に関与

 国連安保理対北朝鮮制裁委員会専門家パネルが先日修正し公表した報告書によると、昨年8月に採択された

安保理決議2371号により北朝鮮産の石炭は輸出入が全面的に禁止された。しかしその後、北朝鮮は第三国の船舶を

使った違法な迂回(うかい)輸出の手口を使い始めた。


 この手口によって北朝鮮はロシアで石炭の原産地を偽り韓国に輸出したわけだが、それには6隻の船舶が関与していた。

まず北朝鮮船籍の貨物船「ルンラ2号」「ウンボン2号」「ウルチボン2号」とトーゴ船籍の貨物船「ウィウィアン」の

4隻が昨年8-9月に北朝鮮の元山港と清津港で石炭を積み、ロシア・サハリン南部のホルムスク港に向かった。

 

  
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