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EMERALD WEB≪拝啓 福澤諭吉さま≫

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とんでもない記事を発信している朝日新聞:記者の媚中記事DCから発信

2016-08-10 12:37:04 | 在日・反日・売国日本人・左翼

朝日新聞記者の媚中記事DCから発信

2016/8/9 Japan In Depth

「日本はいまこそ中国の南シナ海での無法な行動に理解を示し、中国抑止の国際的な動きに加わらず、対中関係を改善すべきだ」

――こんな骨子の記事が 英文でワシントンから発信された。中国の行動を非難せずにすべて受け入れるべきだとする中国政府の主

張と同様のこの媚中論調は中国側からではなく、日本の 朝日新聞記者からだった。

アメリカの首都ワシントンも8月の第一週となると、かなり静かになる。やはり多くの人たちが夏休みで旅行に出たりするからだろう。

そんななかで旧知 のアメリカ人元外交官から「こんな奇妙な記事をみたのだが、どう思うか」という問いあわせのメールがあった。

貼り付けられた記事をみると、大手のシンクタ ンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」の日本部が発信しているニュースレターの一部

だった。

英文のその記事は「南シナ海裁定後の日中関係の新段階」というタイトルだった。

発信の日付は8月1日、冒頭に筆者の名前がないので、とくにかく読み始めた。

冗長な記事だが、我慢して読み進んだ。内容は確かに奇異だった。 

この記事はまず国際仲裁裁判所から中国が南シナ海での領有権主張を「根拠なし」と排されたことについて、もっぱら「中国は主権問

題では第三国や国際 機関の裁定は一切、受け入れないと以前から決めていた」「中国政府が国内のナショナリズムに配慮して対外的

に強硬な行動や言明をとるのはやむをえない面も ある」「中国外交は伝統的に言葉は強硬だが、穏健な問題管理の方法をきちんと見

いだしてきた」などと、中国政府側の立場を擁護する。

さらに「中国はベトナムとの南沙諸島の領有権紛争では共同開発という穏健な解決も求めたことがあり、習近平政権は同様に妥協す

るかもしれない」など という明らかに事実に反する記述もあった。

その一方、この記事は中国のそもそもの無法で侵略的な海洋攻勢を非難することはなく、また中国がアメリカや東南 アジア諸国から

厳しく糾弾されている事実にもほとんど触れない。

そしてこの記述がいかにも中国政府のプロパガンダのように響くのは、とくに日本関連の部分だった。

今回の国際裁定に対し中国各地で抗議デモが起きた ことを取り上げ、2012年の反日のデモや暴動になぞらえて、「先の事態では日

中両国でナショナリズムが高まり、政府の政策選択を狭くした」「日本もナ ショナリズムの再現を防がねばならない」「日本は中国を今

回の事態で追い詰めてはならない」というふうに、しきりに日本側の自制を求めるのだ。そのへんに は論理がうかがわれない。

さらにこの記事は最大ポイントの主張として、日本が南シナ海での警戒航行など海上自衛隊をアメリカ海軍などとの共同安全保障行動

に参加してはならな いという点を再三、強調していた。

「日本の南シナ海での軍事プレゼンスは日中両国間に深刻な緊張を生む」「日本は第二次大戦で南シナ海をも侵略の対象とし たのだ

から、中国側はそもそも日本は南シナ海問題に関与する資格はないとみなす」などというのだ。

とにかく自衛隊が南シナ海に出ていくことへの執拗な反対 を繰り返すのだ。

まさに中国政府の主張そのものを転電したような記事だった。いまの日本に中国の南シナ海での無謀な拡大や国際仲裁での敗北に

対してナショナリズムが 高まっているなどという気配はどこにもない。日本の官民ともアメリカなどと歩調をともにして、国際裁定を支持

し、中国の膨張戦略を批判するという範囲であ る。

なのにこの記事は日本側に対してナショナリズムを排して、慎重に中国に向き合えと求めるのだ。

この奇妙な記事の文末に記された筆者の名をみて驚き、そしてなるほどとも感じた。

筆者は朝日新聞記者の林望氏、CSIS日本部に客員研究員として出向中だというのだ。

この林記者の記事がいかに奇妙で媚中であるか、その最終部分をさらなる例証として紹介しよう。


「中国の王毅外相が7月に意外にも日本の杉山晋輔外務次官と会談したことは日本との近隣外交を復活させる意思の表

示だろ う。日本はこの機会に国際仲裁裁判所の裁定を使って、中国との二国間関係を改善するべきだ。その日本の動き

は中国政府に対する中国内部の圧力を緩和させ、 より穏健で責任のある道へと進むことを助けるだろう。日本のそのよう

な外交はアジア太平洋地域の安定への寄与を推進するだろう」


日本は今回のそもそもの南シナ海での中国の国際規範違反の行動も、その行動を悪だとした国際裁定もまったく無視して、ひたすら

中国との関係を中国側 が求める言動をとることによって進めよ、と主張するわけだ。

これこそ日本の国益も国際的な規範も考えずに、ただただ中国に媚びる論調だといえよう。

私に最初にこの記事への問題提起をしてきた元アメリカ人外交官も「国際世論や米国の政策、そして日本の多数派の意見までを無視

して、中国側の主張だ けを正当化して宣伝するこんな記事がなぜCSISの名の下に出るのか、理解できない」と述べていた。

ただし記事の末尾には「CSIS日本部はこの種の個別 の記事や論文の内容には無関係である」という注釈がついていた。

ちなみに日本のネットで筆者の林望氏について検索すると、以下のような記述が出てきた。

       ≪林望(はやし のぞむ)は朝日新聞の記者、北京特派員。石原前東京都知事による尖閣購入計画や、

        日本政府による尖閣国有化に反対し、日本側が挑発して日中関係が悪化した、

        悪いのは日本側だとする視点からの記事を書き続けている≫

古森義久(ジャーナリスト・国際教養大学 客員教授)

朝日新聞は日本にどれだけの損害を与えたのか全く判ってないのだ。だからこそ、いまだにこのような記事を発信しているのだ。

そんな新聞社がまだ新聞を発行し、日本に存在していること自体不思議な事だ。

朝日新聞のCMに出ている芸能人や文化人も朝日と同罪。朝日新聞のCM料で生計をたてるな。

最後までお読み頂きましてありがとうございます。