カブール空港にテロの脅威 米英「近づくな」と警告
2021/8/26 10:45 産経新聞
在アフガニスタン米大使館は25日、首都カブールの空港付近で「安全上の脅威」があるとして、
在留米国人に近づかないよう警告を出した。英外務省も25日、「テロ攻撃に遭う恐れが高い」と指摘
した上で「カブールの国際空港を訪れてはならない」と警告、空港付近にいるならば安全な場所へ移動
するよう促した。
米大使館は、脅威の内容について明らかにしていないが、安全確認ができなければ米国人らの国外退避
作業に影響が出る可能性がある。英外務省の新たな勧告が英軍による国外退避活動にどのように影響する
かは不明。一部の英メディアは、ウォレス英国防相が与党議員らへの状況説明の中で、今後はアフガン
周辺国へ陸路で出国する方がより良い選択肢だとの見方を示したと伝えた。
下水路の中で出国を訴えるアフガニスタン人
Desperate Afghan families wade ‘through sewage’ in bid to escape Kabul pic.twitter.com/DmpndHTAOC
— The Sun (@TheSun) August 25, 2021
アメリカだけでなく、イギリス、オーストラリアもカーブル空港でテロ攻撃発生の危険性が高まっているため、空港に接近するなと警告している。31日までまだ時間があるという見方は甘い。タリバンの妨害、テロの危険性などで退避できない人も出る可能性が高まっている。特にアフガン人の状況は厳しい。 https://t.co/2MiPDg806k
— 飯山陽 Dr. Akari IIYAMA『イスラム教再考』4刷決定 (@IiyamaAkari) August 26, 2021