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続報:ベトナム、海自潜水艦初寄港を歓迎 / 潜水艦、南シナ海で初訓練 海自が異例の公表 中国けん制 /<韓国報道>中国の目の前で海上自衛隊の潜水艦が極秘訓練

2018-09-17 23:14:29 | 軍事・兵器・訓練演習・自衛隊

ベトナム、海自潜水艦初寄港を歓迎 対中牽制で連携

 2018.9.17 21:24     産経新聞

 

 【シンガポール】ベトナム国営メディアは17日、海上自衛隊の潜水艦「くろしお」が、1973年9月21日の

日越国交樹立から45周年を記念し、カムラン湾に寄港したと伝えた。日程は17~21日で、訓練中の海自隊員が

期間中、ベトナム軍の将兵たちとスポーツを含めた交流を現地で行うとともに、同湾がある中部カインホア省に

表敬訪問するとしている。

 


 報道は、海自の潜水艦がベトナムに寄港するのは初めてとし、くろしおの大きさなども紹介。

ベトナム外務省の担当者は寄港を歓迎し、日越関係が「アジア太平洋地区の平和と繁栄のための戦略的協調関係に

高まっている」と評価した。

 


 軍事要衝のカムラン湾は、2002年のロシア軍撤退後、ベトナム海軍が基地を設置。

16年には海自艦を初寄港させるなどして、海洋進出する中国を牽制している。


 

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潜水艦、南シナ海で初訓練 海自が異例の公表 中国けん制

2018.9.17 13:01   産経新聞

潜水艦「くろしお」

 海上自衛隊は17日、潜水艦「くろしお」がヘリコプター搭載型護衛艦「かが」など3隻と南シナ海で訓練したと

発表した。実任務に就く潜水艦が南シナ海で訓練するのは初めて。軍事拠点化を進める中国を牽制(けんせい)する

狙いがある。潜水艦の行動は極秘とされ、ハワイへの長期派遣訓練など一部を除いて公表しておらず、

明らかにするのは異例。

 

 海自などによると、くろしおは8月27日に海自呉基地を出港。同26日から10月30日までの予定で、

南シナ海からインド洋にかけての海域で長期訓練中のかがなど3隻と合流し、9月13日に南シナ海で対潜水艦戦を

想定した訓練などを実施した。

 

 

 中国は独自の境界線「九段線」を引いて南シナ海の大半の主権や権益を主張し、人工島を造成。滑走路や

レーダー施設を建設しているが、今回の海自の訓練は、九段線内側の公海上で行われたとみられる。

 

 

中国の目の前で海上自衛隊の潜水艦が極秘訓練

2018年09月17日15時01分     中央日報

  日本防衛省が海上自衛隊の潜水艦を南シナ海に極秘裏に派遣し、東南アジア周辺を長期航海中の護衛艦部隊と

対潜水艦作戦を想定した訓練を実施したことが確認されたと、朝日新聞が17日報じた。



  同紙は複数の政府関係者の言葉を引用してこのように伝えた。海上自衛隊の対潜水艦訓練は通常、日本周辺海域で

実施されてきたが、南シナ海に潜水艦を派遣して訓練を実施したのは初めて。



  朝日新聞は公海での「航行の自由」を強くアピールして中国を牽制する狙いがあると分析した。

海上自衛隊は今回の訓練を極秘裏に実施した後、事後に訓練を発表する方向で検討中だ。日本政府関係者によると、

海上自衛隊は今回の訓練に潜水艦「くろしお」と護衛艦「かが」など3隻の計4隻を派遣した。


  潜水艦「くろしお」は27日、広島県呉基地を出港し、南シナ海で台湾・フィリピンの間のバシー海峡を通って

南シナ海に入った。護衛艦「かが」など3隻は前日の8月26日に呉基地と長崎県佐世保基地を離れ、

バシー海峡を通過して南シナ海に進入した。その後、フィリピン周辺で米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」

艦隊とフィリピン海軍と共同訓練をし、南シナ海とインド洋で長期航行を継続している。

「かが」は海上自衛隊の最大の護衛艦(基準排水量1万9950トン)で、空母への転換が検討されている

「いずも」級の護衛艦だ。



  「くろしお」は「かが」など3隻の艦隊と別に行動をし、13日に南シナ海の公海に集結した。護衛艦と

艦載ヘリコプターは「ソナー(音波探知機)」などを使用して潜水艦を発見する訓練と、潜水艦が探知されないよう

護衛艦に接近する戦術など対潜水艦戦を想定した実戦訓練をしたと伝えられた。



  特に訓練は中国が南シナ海で自国の権利が及ぶ境界と主張する「9段線」内の海域で実施されたと、朝日新聞は報じた。

日本政府の関係者は「公海上での訓練は国際法の『航行の自由』による正当な活動」と同紙に伝えた。



  また「くろしお」は17日、ベトナム中南部にある南シナ海防衛の最重要拠点カムランに海上自衛隊の潜水艦では

初めて入港する。中国に向けて日本-ベトナムが防衛協力の強化を強調する狙いがあると、同紙は伝えた。



  中国は南沙群島の人工島に滑走路を建設し、西沙群島には地対空ミサイルを配備した。

フィリピン海のスカボロー礁にも艦船を配備するなど実効支配を強化している。海南島には潜水艦基地を建設し、

弾道ミサイルを発射できる原子力潜水艦を配備している。

 

 
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