世界的規模のサイバー攻撃実行者らが手に入れた金額が明らかになる
2017年05月15日 16:59 SPUTNIK
世界的規模のサイバー攻撃の実行者らは、攻撃したデバイスの機能を制限し、それを解除するために身代金
を要求する ランサムウエアを使った攻撃で、被害者から4万2000ドル超を得たが、まだ被害者らが送った身
代金は口座から引き落とされていない。タイムズが報じた。
欧州刑事警察機構(ユーロポール)のロブ・ウェインライト長官は、一連のサイバー攻撃は15日午前も続く可能性があ
ると発表した。長官によると、大規模なサイバー攻撃の被害は、すでに世界150カ国で20万件確認されているとい
う。
治安機関は、サイバー攻撃の被害者が金銭をビットコインとして送った3つのオンライン口座の監視を続けている。
なおガーディアン紙は、ランサムウエアは3日以内に支払わなければ300ドル相当のビットコインの要求額を2倍にす
ると脅しているため、身代金が値上がる可能性があると指摘している。また被害者が7日間以内に身代金を支払わな
ければ、すべてのファイルを削除すると脅している。