2016年6月2日:本日、国連安保理がミサイル発射した北朝鮮を強く非難する報道機関向けの声明を出しました。
制裁されてもお構いなしに打ち上げていますが、資金があぶないんじゃないでしょうか。
ミサイル失敗するからもうやめて、ミサイル代で国民に美味しいものを食べさせてあげて下さい。
2016年1月からのジョンウン君のお仕事とお仕置き
北朝鮮 核実験・・・・・・・・・・・・2016年1月6日
ミサイル発射実験・・・・・2016年2月7日
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北朝鮮制裁決議、全会一致で採択 国連安保理
2016年3月3日
北朝鮮による4度目の核実験と事実上の長距離弾道ミサイル発射を受け、国連安全保障理事会は2日午前(日本時間3日未明)、
北朝鮮に対する制裁を強化する決議を全会一致で採択した。
北朝鮮産鉱物の輸入禁止などが新たに盛られ、北朝鮮に出入りする貨物の検査や金融制裁を強化し、
モノ・カネ・ヒトの流れを大幅に制限する内容。核・ミサイル開発に打撃を与える意図がより強まった。
決議を主導した米国は1日の採択を目指したが、常任理事国ロシアの要請で1日延期された。
また、決議の内容も当初の案から部分的に修正が加えられた。
採択された決議では、新規制裁の「北朝鮮への航空燃料の輸出禁止」について、
「北朝鮮の民間機への国外での燃料販売と供給は認める」とする例外規定が追加された。
さらに、新たに渡航禁止や資産凍結の制裁対象となるリストから、ロシア駐在の北朝鮮国籍の人物が削除された。
北朝鮮とロシアの鉱業系の貿易を担っていたとみられる。
追加される個人は当初案の17人から16人に減った。ロシアのチュルキン国連大使は記者団に「彼はロシアにいない。それが問題だった」と語った。
このほか決議では、北朝鮮からの
▽金やチタニウムなどの輸入禁止
▽違法行為に関与する北朝鮮外交官の追放の義務化
▽北朝鮮の原子力工業省や国家宇宙開発局など12団体と16個人の制裁対象リストへの追加
▽ぜいたく品リストへの高級時計や2千ドル(22万8千円相当)以上のスノーモービルの追加などが盛り込まれた。
理事国からは「前例のない厳しさの制裁」(米国のパワー国連大使)との評価が相次ぐが、今後は加盟国の決議履行が課題になる。
国連関係者からも、
大量の貨物が往来する港での検査がどこまで徹底されるのか、そもそも検査要員は足りているのかなどの課題が指摘されている。
日本の吉川元偉・国連大使は、採択後、「制裁は履行されて初めて効果を発揮する。採択は目的でなく、今日は始まりに過ぎない。
今こそ私たちは決議に盛り込まれた措置を完全履行しなければならない」と演説し、加盟国に決議をしっかりと履行するよう求めた。
決議を受けて北朝鮮が強く反発するのは必至で、関係国は警戒を強めている。
■国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議の骨子
・北朝鮮への航空燃料(ロケット燃料含む)の輸出禁止(例外あり)
・北朝鮮からの石炭や鉱物資源の輸入禁止(例外あり)
・北朝鮮に出入りする貨物の検査の強化
・安保理決議違反が疑われる全船舶の寄港禁止
・金融制裁を強化
・渡航禁止や資産凍結の対象となる個人、組織を倍増
〈これまでの国連安全保障理事会の制裁決議〉
安保理の決議に基づく制裁は、国際法違反をやめさせるための手段。
非軍事的な措置を定めた国連憲章第7章に基づき、加盟国に対して法的拘束力がある。
以前は、アパルトヘイトを理由にした南アフリカへの制裁など限定的な事例しかなかったが、1990年代から大幅に増加。
クウェートに侵攻したイラク、
民族浄化を理由とした旧ユーゴスラビア連邦、
大量殺害などの暴力を理由とした内戦下のルワンダ、
ウラン濃縮などの核開発を理由としたイランなどの事例がある。
北朝鮮には、2006年の最初の核実験以降、これまで計4本の決議で制裁が科され、今回が5本目
そしてミサイルの連発
2016年4月15日1発、4月28日2発、5月31日1発 計4発~~~~シッパイニダ
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北朝鮮の弾道ミサイル発射非難=ロシアの反対で声明遅れる―国連安保理
時事通信 6月2日(木)7時37分配信
【ニューヨーク時事】国連安保理は1日、北朝鮮が4、5の両月、中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられる弾道ミサイルを計3回発射し、失敗したことにつ
いて、安保理決議への重大な違反だとして強く非難する報道機関向けの声明を発表した。
声明は4月27日(米時間)と28日、5月31日の発射を非難。
その上で安保理が、過去の決議・声明に基づき、必要に応じて「さらなる重要な措置を取ることで合意した」と表明している。
安保理は、北朝鮮が4月15日に行い失敗に終わったムスダンとみられるミサイル発射、および4月23日の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射につい
ては既に報道機関向けの非難声明を発表している。
しかし、その後の発射については常任理事国のロシアが米提案の声明内容に異議を唱え、声明発出が遅れてい た。
↓ロシアからの批判 2016年1月、2月発射試験について↓
ハクトウワシ(米国)を挑発するな
最近の核実験や、1月と2月に行われたミサイル発射試験は受け入れられないとして、戦争挑発的なレトリックを繰り返す北朝鮮に対し、
通常は不満を述べることがめったにないロシア外務省は、強い言い回しの警告を発した
ロシア外務省の声明は次の通りだ。
「我が国は、敵国に対し何らかの『先制核攻撃』を行う脅迫を含む公的な声明を発表することは絶対に容認できないと考える」
この声明では、史上最大規模の合同軍事演習を展開した (3月7日に開始) 米国と韓国に対し
、敵意を煽ったとの非難もなされているが、主なメッセージは北朝鮮に対するもので、結果を顧みずに軍事力をひけらかして敵を挑発すること は、
同国に対する軍事行使の法的根拠となりかねないと警告している。
モスクワはさらに、攻撃の脅しは言うまでもなく「核攻撃」の脅しは、「国連憲章に謳われている国家の自己防衛権」の発動につながるという指摘も加えた。
これまでの発言内容を見る限り、これはモスクワが平壌に対して発した通告の中ではもっとも厳しいものとみなすことができよう。
あらゆる意味で画期的な出来事なのだ。
これほど断固とした言葉遣いがなされたのはなぜか
専門家の間では、ロシア外務省の声明の深刻さが確実に受け止められた。
「ロシアは、北朝鮮の扇動的なレトリックは、主に韓国と米国を中心とする敵国に対し、軍事行動に踏み切るための正当な根拠を与えることになると指摘
してい るのです」という、地域情勢に詳しい専門家クリストファー・グリーン氏の発言は、英国ガーディアン紙に引用された。
この英国日刊紙の時事問題解説者はまた、次のようにも述べている。
「まだ平壌との友好関係を維持している数少ない国までもが、ますます対立姿勢を高める北朝鮮に対し懸念を抱いています」
ロシアが北朝鮮の「友好」国であるという仮定は疑わしいものの、主な結論は正しい。
ロシアだけでなく中国も、朝鮮半島の両国間の軍事行動の緊迫化に対し本当に懸念しているのだ。
ゲオルギー・トロラヤ氏の視点
ロシア科学アカデミー・対アジア戦略センター所長のゲオルギー・トロラヤ教授は、ロシアNOWに自身の視点を説明してくれた。
- なぜこのような強い言い方になったと思いますか?
北朝鮮の指導者の金正恩氏はある程度、誰にとっても頭痛の種になりました。
彼の指揮のもと今年行われた核実験やミサイル発射試験は、
韓国における米軍の強化と軍事力の増強を道徳的かつ実用的に正当化する根拠を与えました。
これは我々にとっても問題ですが、中国にとってはなおさらそうです。 外務省の厳しい声明は、そのような懸念を反映したものです。
- ロシアがシリア問題において米国と協調する関係にあるため、米国を相手に半分戯れていると言うことはできるでしょうか?
私は、ロシアが北朝鮮に対する制裁に参加すべきかどうかの賛否両論を分析した学術論文を執筆しました。
それに対する明らかに真っ二つに分かれたコメントから、2つの的を射たアプローチが表面化しました。
一部の専門家は、米国から何らかの方法で「報酬」が得られるため、制裁に賛成することが正しいと主張しました。
もう一方の専門家は、それは何の目的も果たさず、米国がロシアに対して好ましい印象を抱くわけでもなく、ロシアは北朝鮮とのつながりを失ってしまうだ
けだ と主張しました。
- 金正恩はさまざまな言動を展開していますが、それがすべて国内的なパフォーマンスである可能性はありますか?
それが高級将校をなだめる方策の一環であるに過ぎない可能性はありますか?
間違いなくありあります。また、軍部に対する影響力を強化したり、人民の間で人気を高めるといった目的もあります。
しかし、それは「なだめ」とはほど遠いものです。
なぜなら、軍の指導部は最近の粛清で完全に震え上がっているため、金家の跡継ぎが持つ最高権力に挑戦する ことなどとても考えられないからです。
堪忍袋の緒を切らしたかのように見受けられるモスクワ
南北朝鮮間で継続する対立を増大させることは、ロシアの利益に有害だ。
第一に、どう考えても、朝鮮半島までる不安定の弧が延々と続くことをモスクワが望むはずがない。
第二にそれは、地域の提携国との経済的および通商的なやり取りを量と質において徐々に増加させていくことを目指すロシアの「アジア重視」の長期的
戦略に悪影響を及ぼすであろう。
モスクワは、過去6ヶ月間に北朝鮮に寄港した船舶による韓国の水域への侵入を禁止するなどといった、
北朝鮮に対して独自の一方的な制裁措置を強化 するという韓国の決定を重く受け止めた。 この禁止により、ロシア産の石炭を北朝鮮の港湾都市の羅
津を介して韓国に輸送する目的の「羅津・ハサンプロジェクト」が実質的に中止されることになる。
最後に、朝鮮半島における潜在的な対立関係が持続すれば、ロシアに利益は何ももたらされず、失われるものは多大となる。
北朝鮮の無責任な行為に対抗して米国がより高度の兵器を韓国に配備すれば、韓国は在韓米国軍が足かせとなり、
北の同胞に対する友好的な外交の可能性が制限 されるであろう。
孤立した北朝鮮の政権と予測不可能な統治体制とよりポジティブに接触する機会を提供するはずだった6か国間交渉は、
今回よりも悲観的なムードだった2008年に崩壊したが、上記の対応は6か国間交渉の再開に対し障害となるだろう。
六か国間交渉・・・日本・米国・中国・北朝鮮、韓国、ロシア
↓ ロシアからの批判 2016年4月、5月発射試験について↓
ロシア「北朝鮮のミサイル発射は安保理決議違反」
我々の立場は明確だ。弾道技術を用いたあらゆる発射は国連安保理決議で禁止されており、
ゆえに、我々はこれを現行の安保理決議に対する新たな違反として性格づける」と次官。
次官によれば、全体として朝鮮半島情勢に「さしたる変化はない」。
「この問題は常に我々の関心の中心に位置している。この問題はすべての当事者による本気のアプローチを必要とするものだ」
北朝鮮は火曜(5/31)、ミサイル発射を行ったが、失敗に終わっている
最後までお読み頂きましてありがとうございます。