ソフトバンク「通信障害」上場直前に「陰謀?」「ファーウェイCEO逮捕」最悪すぎるタイミングに憶測も
2018.12.06 Gambling Journal
ソフトバンクのモバイルネットワークに通信障害が発生している。
6日の13時39分頃から、一部地域で携帯電話サービスが利用しづらい状況が発生。ソフトバンク広報に
よれば、通信障害については現在確認中とのこと。ソフトバンク網を利するMVNOからも、ソフトバンク
回線が利用できないと案内しているが......。
「J-PHONE、ボーダフォン時代からユーザーですが、ここまで大規模なのは記憶にないですね。
私は社内業務ですので大丈夫ですが、移動中の電話やメールが必要な人々にとってっは大迷惑の状況でしょう。
早く元通りになることを祈っています」(ソフトバンクユーザー)
今や生活必需品であるスマホ。最近は便利なサービスも加速度的に増え「なかったら生活ができない」
といえるレベルのデバイスになってしまった。それだけに、今回の通信障害は深刻だ。
過去にも「つながり辛い」といわれていたソフトバンク。そんな話ももう昔となっていたが、
年の瀬に大きなトラブルが起こってしまった。そして、これは「最悪のタイミング」といえるのでは
ないだろうか。
「ソフトバンクグループ(SBG)は19日、国内通信子会社のソフトバンクを上場させるんです。
『配当利回り5%』という売り文句で注目され、投資家たちの間でも注視されていますが......。
その直前に通信障害とは冗談にもなりません。予測されていた売買の状況も変わるかも......。
一部では『何かの陰謀か』との声までありますよ。先日中国通信機器大手『ファーウェイ』のCEOが
カナダで逮捕されましたが、それとの関連性を指摘する意見すらあります」(記者)
上場前の一大トラブル。ソフトバンクは切り抜けられるのか。
ソフトバンク、たて続けに大規模通信障害が起きる理由…“ただの障害”では終わらない
2018.12.06 Business Journal
6日13時39分頃、ソフトバンクの携帯電話で大規模な通信障害が発生し、北海道、大阪、名古屋、
福岡など広い範囲に影響が広がった。同社によれば、18時頃から順次、復旧し始めているというが、
今回の障害の原因について、ITジャーナリストの山口健太氏は次のように語る。
「ユーザが利用する携帯電話は各地に設置された基地局と通信をやりとりしますが、その基地局同士を
つなぐ交換設備の不具合が原因だと同社は説明しています。キャリアは日常的にハードウェアの交換など、
交換設備のメンテナンスを行っていますが、そういうなかでも障害が起こった。
今後、ソフトバンクは重大事故として総務省に本件を報告し、指導を受けることになります」
ソフトバンクの携帯電話では、今年2月には約9時間にわたり大規模な通信障害が発生していたが、
同社でたて続けに障害が起きる背景には、何か要因あるのだろうか。
「イギリスのO2でもソフトバンクに近い時間帯に障害が起きており、英紙フィナンシャル・タイムズは
エリクソン製のソフトウェアに原因があると報じています。こうした障害はNTTドコモやKDDIなど
他のキャリアでも起こり得るものであり、『ソフトバンクだから』という同社特有の要因は考えにくいです」
そして今回の障害による影響の大きさについて、山口氏は以下のように指摘する。
「携帯電話が単に“電話の手段”であった時代であれば、障害がこれほど大きな話題にはならなかった
でしょうが、現在では常にスマホの画面を見ていたり、通信している人も多い。企業の側でも、たとえば
佐川急便では配達員の専用端末がソフトバンク回線を利用しており、通信障害により集荷や再配達などの
連絡が届かないとの事象も発生したように、携帯電話回線の障害が社会に与える影響の大きさが改めて
浮き彫りになりました。
すでに、携帯電話回線を使ってリモートで自動販売機の状況を監視するなど、個人向けのスマホ以外で
利用されてるケースも多い。さらに今後はIoTの普及や、次世代の移動体通信規格『5G』の商用サービス
開始に向けた実証実験が進むなかで、あらゆるものが無線でインターネットにつながっていくという
大きな流れがある。今回の障害は、そうした社会全体の動きに対して『本当に大丈夫なのか』と一石を
投じるかもしれません」(同)
“電話がつながらない”という単純な話では、終わらないようだ。
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