文大統領 就任後初めて「不支持」が「支持」上回る=世論調査
2018.12.21 12:12 聯合ニュース
【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップが21日に発表した文在寅(ムン・ジェイン)大統領の
支持率は、前週と同じ45%だった。不支持率は2ポイント上昇し、就任後最高の46%を記録。
初めて不支持が支持を上回った。
調査は18~20日、全国の有権者1002人を対象に実施された。
文大統領を支持する理由としては、「北との関係改善」(27%)をはじめ、「最善を尽くしていること」
(10%)、「外交をよくやっていること」(9%)などが挙がった。
一方、不支持の理由は「経済・国民生活問題の解決が不十分」(47%)が最多で、「対北関係・親北
(北朝鮮寄り)傾向」(17%)などが続いた。
韓国ギャラップは、昨年5月の文大統領就任後に支持率と不支持率の差が10ポイント以内に縮まったのは
今年9月初めで、同月中旬に行われた南北首脳会談の影響で支持率が60%台に回復したが、その後次第に
下落したと説明した。
政党支持率は与党「共に民主党」が前週から3ポイント上昇した39%、最大野党「自由韓国党」は
1ポイント下落の18%を記録した。「正義党」は12%、「正しい未来党」は5%、「民主平和党」は
1%だった。支持政党がない無党派層は25%と集計された。