安倍首相とロウハニ大統領、9月下旬の国連総会の場で会談の可能性=マスコミ
日本とイランの両政府は、9月下旬に安倍首相とロウハニ大統領が会談する方向で調整に入った。
共同通信が、日本政府関係者の情報をもとに報じた。
安倍首相とロウハニ大統領は、9月下旬に米ニューヨークで開かれる国連総会に合わせて会談を行う可能性がある。
なお会談の議題は今のところ明らかにされていない。
トランプ氏、26日に安保理会合を主宰 イラン問題協議へ
2018 年 9 月 5 日 10:12 JST
【国連】米国のニッキー・ヘイリー国連大使は、各国首脳が集結する今月下旬の国連総会に合わせて
ドナルド・トランプ米大統領が国連安全保障理事会の議長を務め、イラン問題について協議すると明らかにした。
トランプ氏は26日にニューヨーク入りし、国連総会と各国首脳との会合に臨む予定で、同じ日に安保理に出席する。
トランプ氏が求めているのは安保理決議や声明ではなく、イランによる「国際法違反」や同国のレバノン、
シリア、イエメンでの地域政策についてオープンに議論する機会だとヘイリー氏は述べた。
トランプ氏は国連総会でイラン問題を他の国際問題よりも優先させることで、イランに経済的・政治的圧力をかけ
同国を孤立させるという重要な外交政策の1つに焦点を合わせ、各国の支持を得ようとしている。
米国は、安保理で毎月開催される中東情勢に関する協議でイラン問題を中心に据えようと何度も試みているが、
失敗に終わっている。欧州の同盟国などの理事国が、進行中の他の紛争や、イスラエルとパレスチナの
和平プロセスを優先しているためだ。
それでも、トランプ氏自らがイラン問題の協議で議長を務めることで、安保理で優先度が低かった問題の
重要性を高めることができる。国連では、ある国の首脳が会合を主宰する場合、他の安保理理事国も首脳クラスを
派遣することが多い。
ヘイリー氏は、同じく国連総会に出席するイランのハサン・ロウハニ大統領について、本人が希望すれば安保理に
出席し発言することは可能だと述べた。安保理の規則上、議題となった国はその会合に代表を派遣できる。