延長PKの激闘制したクロアチアが4強入り! 開催国ロシアは準々決勝で姿を消す
2018年7月8日 6:00 サッカーキング
2018 FIFAワールドカップ ロシア・準々決勝が7日に行われ、
快進撃を続ける開催国ロシアはここまで3得点のデニス・チェリシェフが2試合ぶりのスタメン入り。
対するクロアチアはアンドレイ・クラマリッチをトップ下で起用。
ルカ・モドリッチとイヴァン・ラキティッチがボランチのコンビを組む。
31分、チェリシェフがアルテム・ジュバとの連携でゴール前へ。リターンパスを受けると左足で
強烈なミドルシュートを突き刺し、ロシアが先制に成功する。
ロシア対クロアチア。先制点を決めるロシアのデニス・チェリシェフ(右、2018年7月7日撮影)
チェリシェフは今大会4得点目で得点ランキング2位タイに浮上した。
対するクロアチアは前半終了間際の39分、左サイドを抜け出したマリオ・マンジュキッチのクロスを
クラマリッチが頭で押し込んで同点とする。
ロシア対クロアチア。同点ゴールを決め歓喜するクロアチアのアンドレイ・クラマリッチ(中央、2018年7月7日撮影)
後半はスコアが動かず、試合は延長戦に突入する。すると101分、モドリッチのCKをドマゴイ・ヴィダが
頭で決めて、クロアチアが勝ち越しに成功する。
得点となるボールを見送るロシアのGKイゴール・アキンフェエフ(右、2018年7月7日撮影)
勝ち越しゴールを決め歓喜するクロアチアのドマゴイ・ビダ(2018年7月7日撮影)
追い込まれたロシアは終了間際の115分、途中出場のアラン・ジャゴエフのFKからマリオ・フェルナンデスが
ヘディングシュート。土壇場で同点に追いつき、決着の行方はPK戦に委ねられる。
同点ゴールを決めるロシアのマリオ・フェルナンデス(右、2018年7月7日撮影)
同点ゴールを決め歓喜するロシアのマリオ・フェルナンデス(2018年7月7日撮影)
ロシアの1人目ヒョードル・スモロフのキックはGKダニエル・スバシッチがストップ。
さらに3人目マリオ・フェルナンデスは枠を外してしまう。
クロアチアは4人が決め、1998年フランスW杯以来20年ぶりのベスト4入りを果たした。
準決勝は11日、決勝進出を懸けてイングランド代表と対戦する。
PK戦でシュートをセーブするクロアチアのGKダニエル・スバシッチ(2018年7月7日撮影)
PK戦でシュートをセーブするロシアGKイゴール・アキンフェエフ
【スコア】
ロシア代表 2-2(PK 3-4)クロアチア代表
【得点者】
1-0 31分 デニス・チェリシェフ(ロシア)
1-1 39分 アンドレイ・クラマリッチ(クロアチア)
1-2 101分 ドマゴイ・ヴィダ(クロアチア)
2-2 115分 マリオ・フェルナンデス(ロシア)
【PK戦】
(上/先攻ロシア、下/後攻クロアチア、◯=成功/●=失敗)
▼1人目
ヒョードル・スモロフ●
マルセロ・ブロゾヴィッチ◯
▼2人目
アラン・ジャゴエフ◯
マテオ・コヴァチッチ●
▼3人目
マリオ・フェルナンデス●
ルカ・モドリッチ◯
▼4人目
セルゲイ・イグナシェヴィッチ◯
ドマゴイ・ヴィダ◯
▼5人目
ダレル・クズヤエフ◯
イヴァン・ラキティッチ◯
敗戦に落胆するロシアの選手(2018年7月7日撮影)
勝利を喜ぶクロアチアの選手(2018年7月7日撮影)