北朝鮮 金正恩氏、叔母と公の場に。叔父処刑後初
2020年01月27日 09:36 SPUTNIK
北朝鮮の金正恩労働党委員長は、叔父である張成沢(チャン・ソンテク)処刑後、
初めて叔母の金敬姫(キム・ギョンヒ)と連れ立って公の場に登場した。韓国中央通信が
報じている。
金正恩氏と金敬姫氏は旧正月記念コンサートを揃って鑑賞。韓国中央通信が配信した
写真によると、金敬姫氏は金正恩氏と席を一つ空け、李雪主(リ・ソルジュ)夫人の
隣の席に着いた。
金敬姫氏は北朝鮮建国の父である故・金日成氏の娘で、1994年から2011年まで
同国指導者だった故・金正日氏の妹にあたり、国内で最も影響ある人物の一人と
みられている。
金敬姫氏と結婚した張成沢(チャン・ソンテク)氏は不正行為と堕落した生活の罪で
2013年12月12日に処刑された。
北朝鮮国外では、張成沢氏の処刑理由は同国最高権力における権力争いとも囁かれている。