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北朝鮮の軍医ら、高熱・呼吸困難で相次ぎ死亡…コロナ感染の疑い。/ 北朝鮮で最高人民会議開催…金正恩氏は出席せず

2020-04-14 02:50:08 | 北朝鮮

北朝鮮の軍医ら、高熱・呼吸困難で相次ぎ死亡…コロナ感染の疑い

2020年04月13日   DailyNK

北朝鮮軍で今月初め、高熱や呼吸困難を訴えた軍医らが相次いで死亡していたことが

わかった。新型コロナウイルスに感染していた可能性がある。北朝鮮軍当局は濃厚

接触者を隔離する一方、「秘密厳守」を命じて情報統制に躍起になっているという。

 

デイリーNKの北朝鮮軍内部の情報筋によると、死亡したのは南浦(ナムポ)市にある

海軍西海艦隊司令部傘下の32号病院に勤務していた軍医3人と民間の医師1人の計4人。

4月に入ってから発症し、5日までに相次いで亡くなったという。

 

軍当局は内部にかん口令を敷く一方で、医師らが勤務していた病棟の医療陣・患者の

兵士ら合わせて70人を医薬品倉庫に隔離。また、医師らの家族も市の施設に隔離した。

 

北朝鮮は現在まで、国内で新型コロナウイルスの感染者はひとりも出ていないとして

いるが、デイリーNKの内部情報筋によれば、軍内部ではすでに180人以上の死者が出て

いるという。

 

北朝鮮で最高人民会議開催…金正恩氏は出席せず

2020年04月13日   DailyNK

 

北朝鮮で日本の国会にあたる最高人民会議第14期第3回会議が12日、平壌の万寿台議事堂で

行われた。朝鮮中央通信が伝えた。

 

金正恩党委員長は出席しなかった。当初、北朝鮮は10日に最高人民会議を開催すると

していたが、2日遅れの開催となった。延期の理由は明らかにされていない。

一方、金正恩氏は、11日に開かれた朝鮮労働党政治局拡大会議には出席した。

 

会議には、崔龍海(チェ・リョンヘ)最高人民会議常任委員会、朴奉珠(パク・ポンジュ)

労働党中央委員会副委員長、幹部席に登壇した。金才龍(キム・ジェリョン)内閣総理、

李日煥(リ・リルファン、崔輝(チェ・フィ)、李炳哲(リ・ビョンチョル)、

金徳訓(キム・ドックン)、金英哲(キム・ヨンチョル)の各氏らと国務委員会、

最高人民会議常任委員会のメンバーが、幹部席についた。

 

会議では、「リサイクル」「遠隔教育法」などが討議され、複数の代議員を召還、

補欠選挙した。

 

最高人民会議第14期第3回会議

【平壌4月13日発朝鮮中央通信】朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第3回会議が12日、平壌の万寿台議事堂で行われた。

 

会議には、最高人民会議の代議員が参加した。

 

朝鮮民主主義人民共和国国務委員会第1副委員長である最高人民会議常任委員会の崔龍海委員長(朝鮮労働党政治局常務委員)、朝鮮民主主義人民共和国国務委員会副委員長である朝鮮労働党中央委員会の朴奉珠副委員長(同)が、幹部席に登壇した。

 

朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員である金才龍内閣総理(朝鮮労働党政治局委員)が、幹部席についた。

 

李日煥、崔輝、李炳哲、金徳訓、金英哲の各氏らと朝鮮民主主義人民共和国国務委員会、最高人民会議常任委員会のメンバーが、幹部席についた。

 

最高人民会議の議長と副議長が議長席についた。

 

開会の辞を朴泰成議長が述べた。

 

会議では、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第3回会議の議案を決定した。

 

1.朝鮮民主主義人民共和国リサイクリング法の採択について

 

2.朝鮮民主主義人民共和国遠隔教育法の採択について

 

3.朝鮮民主主義人民共和国除隊軍官生活条件保障法の採択について

 

4.朝鮮民主主義人民共和国内閣のチュチェ108(2019)年の活動状況とチュチェ109(2020)年の課題について

 

5.朝鮮民主主義人民共和国のチュチェ108(2019)年国家予算執行の決算とチュチェ109(2020)年の国家予算について

 

6.組織問題

会議では、第1の議案と第2の議案、第3の議案について討議した。

 

第1の議案と第2の議案、第3の議案に対する報告を最高人民会議常任委員会副委員長である太亨徹代議員が行った。

 

太亨徹代議員は、本最高人民会議で審議し、採択することになるこれらの法がもつ重要性と意義に言及し、当該の法を章別に解説した。

 

また、リサイクリング法と遠隔教育法、除隊軍官生活条件保障法の採択を本最高人民会議の審議に提起した。

 

会議では、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議の法令「朝鮮民主主義人民共和国リサイクリング法の採択について」「朝鮮民主主義人民共和国遠隔教育法の採択について」「朝鮮民主主義人民共和国除隊軍官生活条件保障法の採択について」が全会一致で採択された。

 

会議では、第4の議案と第5の議案に対する報告を真摯(しんし)に研究したことに基づいて討議が行われた。

 

各討論者は、昨年の内閣活動と国家予算執行状況が正確に総括され、党中央委員会第7期第5回総会の決定と党中央委員会政治局会議で採択された共同決定書の貫徹に志向されるように今年の内閣の闘争課題が明確に提起され、国家予算も正しく編成されたと述べて、これに全幅的な支持と賛同を表した。

 

また、討論を通じて昨年、自分の部門、自分の単位の活動での成果と経験、欠陥と教訓を分析、総括し、社会主義建設の新たな活路を開いて自立経済強国を支える上で提起される方途的問題に言及した。

 

会議では、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議の決定「朝鮮民主主義人民共和国内閣の活動報告とチュチェ108(2019)年国家予算執行の決算を承認することについて」と朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議の法令「朝鮮民主主義人民共和国のチュチェ109(2020)年の国家予算について」が採択された。

 

会議では、第6の議案が討議された。

 

朝鮮民主主義人民共和国国務委員会の金正恩委員長の委任によって、国務委員会第1副委員長で最高人民会議常任委員会委員長の崔龍海代議員の提議によって崔富一代議員、努光鉄代議員を国務委員会委員から召還した。

 

また、李洙墉、太宗秀、李容浩の各氏を国務委員会委員から召還した。

 

李炳哲代議員、金衡俊代議員、金正官代議員、李善権代議員、キム・ジョンホ代議員を国務委員会委員に補欠選挙した。

 

朝鮮労働党中央委員会政治局の委任によって、高吉先代議員を最高人民会議常任委員会書記長に、金栄歓代議員を最高人民会議常任委員会委員に補欠選挙した。

 

内閣メンバーを新しく任命した。

 


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