米政府、「多国間通信セキュリティー基金」設立へ 英語圏5ヶ国と日本で中国に対抗=マスコミ
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米国政府は、第5世代の高速通信規格「5G」や半導体の開発及び供給で英語圏5ヶ国や日本が協力する基金
「多国間通信セキュリティー基金」を設立する。日本経済新聞が報じた。
日経新聞によると、同基金は1月に成立した2021会計年度の「国防権限法」に盛り込まれた。
7月を目指して設立され、「ファイブ・アイズ」と呼ばれる米国、英国、カナダ、オーストラリア、
ニュージーランドの英語圏5ヶ国の他に日本が参加することが想定されている。信頼できる同盟国と
安全性の高い通信機器の開発や供給網の構築で協力し、世界で競争力を高める中国企業に対抗するという。