テニス=20歳の大坂、逆境跳ね返し快挙達成
2018年9月9日 / 09:48 / 5時間前更新 REUTERS
[ニューヨーク 8日 ロイター] - 女子テニスの大坂なおみ(20)は8日、全米オープンのシングルス決勝で
元世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)を撃破。観客が地元セリーナを応援する中、逆境を跳ね返し、
四大大会初優勝の快挙を成し遂げた。
大坂が第1セットを先取して迎えた第2セットの第2ゲーム、客席からコーチが指示を出していたとして、
セリーナが主審から警告を受けた。
これに怒りをあらわにしたセリーナはその後、ラケットをコートにたたきつけ、2回目の警告を受けると、主審に猛抗議。
「うそつき」などとののしった。
セリーナのゲームペナルティーで5─3とリードした大坂は、落ち着いたプレーを続けてストレート勝ちを収めた。
試合後も主審に対するブーイングが続いたが、大坂は「誰もが彼女を応援していたことは分かっていた。このような
形で終わったことを申し訳なく思っている」とし、「試合を見てくれてありがとう」とコメント。
「全米オープンの決勝でセリーナと対戦するのが夢だった。プレーできて光栄だった」と話した。
首相「感動ありがとう」
2018年9月9日 / 10:54 / REUTERS
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安倍晋三首相は9日、女子テニスの大坂なおみ選手が全米オープンのシングルスで優勝したことについて
「四大大会で日本選手初のチャンピオン。この困難な時にあって、日本中に、元気と感動をありがとう」と
偉業をたたえた。自身の写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿した。